どのようにして収益を向上できる様になるのかを考える

日経225先物の投資において、どのように収益を向上する事ができるようになるのか。個人投資家であれば、日々、検証と研究をされている事でしょう。例えば、テクニカル分析を使って、現在の「適正価格」を導き出したりするなど。

現在、どの証券会社においても、申し分ない程度の「テクニカル分析」ツールが揃っております。メジャーなツールであれば、移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表。そして、MACD、RSI、スローストキャスティクスなど。

とにかく、様々な分析ツールが揃っているので、自分自身に合った方法を選べば良いわけです。しかし、いざツールを使用して、価格の方向性を導き出したとしても、その通りに上手くいかないケースの方が高いのです。

マーケットは教科書通りのパターンが通用しない

例えば、移動平均線で有名なサインと言えば、ゴールデンクロス、デットクロスになります。

・5日移動平均線が25日移動平均線を上値けていった ゴールデンクロス 「買い」サイン

・5日移動平均線が25日移動平均線を下抜けていった デットクロス   「売り」サイン

実際に、相場のトレンドによって、この「サイン」が通用する場合があります。しかし、長期的に考えると、ほとんど通用しないケースの確率が高いのであります。

何故ならば、相場の価格というのは、複雑な要素が混ぜ合わさって出来ているからです。例えば、米国市場「NYダウ平均株価、ナスダック総合株価指数、S&P500株価指数」による数値。そして、為替ドル円による「円安」、「円高」への方向性。

さらに、世界的に起こり得る問題。つまり、政治的・経済的要因。そして、地政学的リスクの問題など。とにかく、様々な要因が結びついて、日経225先物の価格が設定されているという事なのでしょう。

マーケットの主役は外国人投資家

ちなみに、マーケットの「主役」は、一体誰なのだろう。それは、間違いなく「外国人投資家」たちなのです。彼らは、メディア、TVなどの表舞台には現れようとしません。

なので、証券アナリスト、経済ストラテジストの方たちのような、発言によって相場を動かすような「インフルエンサー」ではないのです。

ただし、常に、マーケットの中において、中心的存在としている。そして、常にマーケットを操作することが出来る。それは、チャートを見れば一目瞭然でしょう。

例えば、

個人投資家たちが「買い」そうな場面では「売り」叩きぶつける。

個人投資家たちが「売り」そうな場面では「買い」戻そうとする。

とにかく、個人投資家による「○○しやすい」場面においては、必ずと言ってよいほど「逆張り」で仕掛けてくる。そして、個人投資家の建玉反対に売買することによって、利益を追求していくわけです。それが、チャートで言うところの、「持ち合いレンジ」継続の時間帯となります。

「人の行く裏に道あり 花の山」という相場の格言

相場の世界というのは、常に「強気」な発言を持っている、インフルエンサーたちの言う事を聴いていた方が「安堵感」を覚えます。つまり、証券アナリスト、経済ストラテジストたちの意見という事になります。

ただし、彼らはマーケットの中心人物ではありません。あくまでも、「ファンダメンタルズ分析」のプロフェッショナル集団という事になります。

なので、その情報によって「利益」を積み重ねられるかどうか。それは、別の話になります。相場の世界で、虎視眈々と利益を追求しているのは、常に「弱気」な立場にいる外国人投資家たちである。

彼らは、発言的なインフルエンサーでありません。しかし、自在にチャートを形成する事が出来るくらい。とても、大量の資金と、膨大な建玉量を保有することが出来るのです。

結果的に、「大衆派」の意見を鵜呑みにすることなく、「少数派」の行動に基づいて行動したほうが上手くいく。例えば、世界同時株安が連鎖的に起こっている場面。大幅に、相場が崩れているような場面。

冷静になって考えると、数週間後、数か月後には、「適正な価格」に元通りとなっている。なんて事も、想定されるわけです。市場全体が怖くて売買できない場面。VIX恐怖指数が上昇している場面など。実は、そのような場面が、相場の「大チャンス」場面なのかも知れません。