出来高ボリュームの影響度を考えてトレードする

日経225先物の投資において、出来高ボリュームは重要です。価格の値動きが活発になる為には、売買成立するための出来高が必要だからです。

誰かが「売り」になれば、誰かが「買い」になる。そして、日々の出来高は変動していきます。その出来高の変化おいて、トレンド転換を察知する手段にもなります。

しかし、意外にも「出来高」をあまり重要視しない人が多いことに驚きます。

逆に、海外投資家や大手ディーラーたちは、出来高を分析することで、マーケットの理解度を深める事につなげています。その結果として、「収益」を向上させているのでしょう。

出来高その① 始値は出来高が集中しやすい

日経225先物の「寄り付き」時間帯は、相場の活況に満ちています。何故ならば、前日のデータ分析や、ファンダメンタルズ分析、そして、テクニカル分析など。とにかく、準備万端で相場に参加している人たちが多いからです。

そして、準備を整えるという事は、気持ちの面でも「強気」になります。そのことが、直接相場に反映できると考えます。しかし、実際のところはどうでしょうか?

いざ、勢いよく始値でエントリーしてしまった場合。価格が、そのまま自分が予想した方向に、進むのであれば問題ありません。しかし、逆の方向に行ってしまった場合はどうなるでしょうか。

そのような事態に陥ってしまった場合は、必ず決済に困ります。出来高が集中するということは、その分の大きな値幅が動くことになる。果たして、寄り付きにエントリーする必要があるのかどうか、考えなければならないでしょう。

出来高その② 出来高は群集心理を表現している

そもそも、多くの個人投資家が「損失」になるのは何故でしょうか。それは、外国人投資家や大手ディーラーたちの仕掛けが、とても巧妙であるからでしょう。

基本的に、売買は「売り手」と「買い手」の需給関係が存在します。その行動は、感情の強弱にも直結しているわけです。日経225先物の取引は、 10円動くたびに「敗者のお金」が「勝者のお金」に移っていきます。

敗者 = 個人投資家たち
勝者 = 海外投資家たち、大手ディーラーなど

この縮図が、つねに成立しているという事なのでしょう。

出来高その③ 急激な出来高の変動は外国人投資家の仕掛け

しばらく停滞していたのにもかかわらず、価格が急に変動しはじめたりする場合。それは突然に起こるために、対応できないのは当然である。というのも、急激な価格の動きというのは、まず「敗者」に対して、パニックを起こさせて自分の建玉を「損切り」させる。

その「損切り」に対して、さらに「順張り」で伸ばしていき、大パニックを起こさせる。

例えば、個人投資家たち「買い」建玉。一斉に「損切り」したあと。

外国人投資家たちは、まだまだ下の方向へ価格を進めていく。どこまで下落して行くのか。ようやく、底をついてから、価格をV字回復していくなど。

個人投資家たちは、すでに余力がないので「大損」している場面でもあります。

このように、トレンドを形成させる外国人投資家たちの手口は、「お見事」としか言いようがないのです。我々個人投資家にとって、勝てるような相手ではありません。

出来高その④ V字回復の仕組みを理解する

突発的に出来高が変動している場合は、価格も「元の価格」に戻る可能性が高い。要するに、先程のV字回復です。つまり、相場を撤退した「敗者達」が居なくなり食うモノあらず。そして、「勝者達」だけがトレンドを形成している場面についていくことが出来る。

個人投資家たちは、出来高をあまり重視しません。しかし、海外投資家、大手ディーラーたちは、しっかりと出来高について「投資の判断材料」に入れています。まずは、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析に磨きをかけることも大切ですが、「出来高」においても重視するべきであるという事なのでしょう。