また悪夢の再来か?日銀の金融政策決定会合の日程が迫っているときは注意です!

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とても大きな発表がある直前では、新規建玉を建てるのは控えた方が良いかも知れません。というのも、あまりに注目されている場合は、価格が大きく変動する可能性があるからです。

特に日銀の金融政策決定会合がある直前は注意が必要です。もしも、方向性とは真逆に建玉を建ててしまった場合は、追証どころか全財産を失ってしまうかもしれません。

これは決して大げさに表現している訳ではありません。例えば、2016年4月28日(木)の発表直後の価格推移を覚えていますか?詳しくは日銀の株価を乱高下させる要因をご覧ください。

現状維持という結果を受けて、市場の反応はネガティブでした。すると日経225先物の価格は、わずか5分間で17500円→16500円(1000円幅)まで下落していきました。

もしもlarge1枚で取引していたら100万円の損失になります。残念ながらこれをきっかけに、投資の世界から徹底してしまった個人投資家はたくさんいらっしゃいます。

何故こんなにも価格が変動するのか?

それにしても、どうして価格があんなにも変動するのでしょうか?数分間で数千円も変動するなんて考えられない出来事であります。しかしその時点では現実に起こっているわけです。

一見すると異常な価格推移かも知れませんが、相場の世界ではよく起こる出来事なのでしょうか?リーマンショックやギリシャショックなど。

最近では、英国が国民投票によってEU離脱を決定した日なども価格が大きく乱高下しました。このように中期的なスパンで見ると、不定期に大きな仕掛けが起きているのが解ります。

これだけ瞬間的に価格を変動させる事ができるのは、外国人投資家や大手ヘッジファンドのディーラーの仕掛けがあると言っても過言ではありません。

アルゴリズムで売買している可能性がある

彼らは、個人投資家では考えられないような売買方法を取り入れています。その中でも注目されているのは「アルゴリズム売買」になります。

コンピューターが、特定のキーワードが大量にインデックスされた時に、データを蓄積して瞬時に反応する方法があるようです。

どういうことかといいますと、なにか調べたいことがある時に「Google」や「Yahoo!」などの検索エンジンをもっとも利用するでしょう。

その検索欄に、適切な「キーワード」を入力して検索クエリにヒットさせます。検索エンジン側はアルゴリズムを用いて適切なページへと表示させている訳です。

コンピューターで自動売買することも可能である

あのような仕組みを用いて、コンピューターによって自動的に売買を取り組んでいるのかもしれません。それは現在のプログラム的な発展からすると、充分に可能な出来事であります。

例えば、日銀の金融政策決定会合が発表された時に「追加緩和導入」という発言があれば、アルゴリズム的に「買い」反応を示して、価格を大きく上昇させることも可能でしょう。

逆のパターンとして「現状維持」という発言があれば、アルゴリズム的に「売り」反応を示して、価格を大きく下落させることも可能なのです。

それは、日銀の発表直前と直後の価格推移を見れば一目瞭然です。とてもじゃありませんが、人間が手動で売買しているようなスピードではないのが理解できるでしょう。

5戦0勝5敗の成績をどう見るか?

2016年になって合計5回の日銀発表がありました。1月29日(金)に、マイナス金利の導入発言に対しては、ポジティブに反応して価格が上昇しましたが、数営業日後に下落していきました。

それ以外の4回も、全て数営業日後に下落していきました。ちなみに、株価の推移を勝率で表すのは単純すぎるかもしれませんが、それが現実に起こっていることも事実であります。

そう考えると、発表前に「売り」建玉を建てれば儲かるのでは?と思うかもしれません。しかし、それはあまりにも安易であり、欲の塊としか思えないような考え方であります。

価格はいつも新鮮な動きを求めています。過去のチャートを見ると圧倒的に「売り」優勢であることは間違いありません。しかし、2016年9月から2017年に向けてはどのように変動するのかは解らないのです。

投資は丁半博打の世界ではありませんから、予想だけでベットしてしまうと、簡単に資産を減らしてしまい兼ねません。

日銀の発表が終わったあとの、落ち着きを取り戻した価格に対して売買しても、利益は充分に見込めます。むしろその方が安心して売買する事ができるでしょう。