なぜ悪いニュースが重なる時期に株価は上昇するのか

さて、日本市場においては、新元号の発表に伴って、ご祝儀相場となっていきました。

日本市場においても、出遅れ感はありますが、大幅に下落しているわけではない。むしろ、キッカケさえあれば、22000円達成することは、難しくない相場トレンドになっております。

現在、米国市場は堅調に推移しております。NYダウ平均株価は、26000ドルを達成している。ナスダック総合株価指数、S&P500指数においても、堅調に推移しています。

このように、相場は楽観的な方向へ進んでおります。しかし、それまでの経緯として、悪いニュースばかり、取り上げられてきました。

米国、欧州、日本の悪いニュースが取り上げられてきた

米国市場においての悪いニュース。それは、米中貿易摩擦の問題、長期的な逆イールドカーブの問題など。このニュースが取り上げられたので、株価は下落してもおかしくないような状況でした。しかし、米国市場は堅調に推移していきました。

欧州市場においての悪いニュース。それは、英国のEU離脱の問題。このニュースが取り上げられたので、株価は下落してもおかしくないような状況でした。しかし、英国市場は堅調に推移していきました。

日本市場においての悪いニュース。それは、1日(月)に発表した日銀短観の指標。およそ、6年3か月ぶりとなる、悪化指数となりました。このニュースが取り上げられたので、株価は下落してもおかしくないような状況でした。しかし、日本市場は「新元号」のブームとなっている。

経済的、政治的内容が悪かったとしても相場は上昇する

このように、悪いニュースが取り上げられている時期というのは、上昇トレンドが継続して、むしろ、トレンドピークの最中に見られる局面でもあります。

つまり、先行して、上昇局面を先取りしているということも考えられます。なので、一旦は上昇できるところまで上昇していく。そして、相場の過熱感が、さらにヒートアップした場面になると、一気に価格は下落して行く。

その時、海外投資家が下落する準備をしていた場合。その下落の反動は半端じゃありません。いままで、ゆっくりと上昇していた相場から、短期的な「売り」が発生する時。それは、すさまじいスピードで、とにかく、サポートラインを無視して、下落してくこともあるのです。

相場において、「上げ100日、下げ3日」という格言があります。まさに、ピッタリのフレーズでしょう。

とにかく、上昇する時はどこまで上昇するのか観測すれば良いでしょう。その時に、下落することも想定しながら、相場を観測する必要があります。