2月の相場は日経平均株価が下落するという「アノマリー」は通用しなかった

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2月の相場は、日経平均株価が下落するという「アノマリー」は通用しませんでした。ちなみに、毎年の事ですが、2月は下落しやすい相場なので、「売り」バイアスが強くなる。だから、下落しやすい。それが、アノマリーとして通用するわけです。

結果は、どうだったでしょうか?

ちなみに、2月1日(金)・寄り付き価格は20785円。2月中の安値20160円ー高値21625円。そして、2月28日(木)・終値は21390円でした。1か月のうちに、およそ1570円上昇したことになります。明らかに、下落しなかったことになります。

それどころか、当面の節目であった21000円を超えて行きました。この背景には、米国市場が堅調であったことも考えられます。そこから、日経平均株価は「出遅れ感」として、上昇したことになります。

海外投資家は「天井」を当てようと考えない

相場というのは、上昇し続ける相場はありません。そして、下落し続ける相場もありません。どこかの場面で、一旦ストップしてながら、結局のところ、持ち合いレンジ相場に突入する。そして、価格が上下に変動していくわけです。

さらに、上昇トレンドが継続しているのにもかかわらず、何故だか「売り」で対応する方がいる。つまり、敢えて「いばらの道」に進んで、海外投資家の方向性と真逆で対応してしまう。

価格が、どんどん上昇していくと、どうしても天井を捉えたくなるのでしょう。もしも、天井を捉える事に成功すれば、大幅な利益を確保することが可能である。しかし、それは難しいでしょう。

ちなみに、海外投資家は「天井」を当てようとする行為は避けています。むしろ、当の昔から、天井当てゲームの参加から降りているでしょう。

なぜなら、天井というのは、相場の進行中で判断できる場面ではない。つまり、過去のチャートを振り返って、あの時の高値が「天井」であった。そのように、初めて判断できるわけです。

頭の良い人ほど「売り」の思考が強くなってしまう

もし、天井を当てようとするのであれば、それは、相場を「先読み」過ぎている可能性が高いです。もしくは、価格をテクニカル分析にかけて、「買われ過ぎ」と判定したから、敢えて「売り」エントリーするとか。

価格は成熟期になっているから、そろそろ下落するであろうとか。とにかく、自分自身の「欲望」のままトレードしてしまい、相場のトレンドを捉えていないのです。

これは、「頭の良い個人投資家」に多くみられる傾向があります。

ただし、よく考えてみてください。日経225先物のマーケットというのは、常識的な内容が通用しないマーケットでもある。だから、頭が良かったとしても、投資に勝てるマーケットではない。

もし、常識的な行為が通用すれば、「テクニカル分析」が通用しているはずなんです。

そして、「業績が良い」=「株価は上昇」。このような出来事が、必ずしも通用するとは限らない。そして、アノマリーに関しても、似たような事が言えるという事なのでしょう。

相場はつねに「少数派」の立場で捉えなければならない

価格が上昇し続けている時期というのは、短期的な下落があったとしても、直近の高値を更新していく。そして、ゆっくりと上昇していくからこそ判断が難しい。

そういう時は、中期的なホールドで対応すればよい。

ちなみに、1月中旬から2月の中旬にかけて、新規建玉のホールドは1回のみです。ただし、1回で「+1000円」の利益を確保しております。⇒売買譜は、【本日、残りの建玉は「+1000円」 すべて決済しました】など、ご覧ください。

今回、1月の中旬から2月の中旬にかけて、多くの個人投資家は「売り」で対応して、「含み損失」を抱えた事になるでしょう。それは、チャートを見れば一目瞭然です。

しかし、あのように相場が上昇している期間において、「売り」で対応する。このような行為は、ごく自然の事なのかも知れません。

何故なら、メディア、TVなど、2月の相場は下落する事を示唆していたからです。証券アナリストなど専門家でさえ、2月は下落するであろうとコメントしていたわけです。

すると、個人投資家の立場としては「受け入れ」てしまう。本来は、「買い」に絞っていたとしても、全体的に、メディアの意見や雰囲気に圧倒されてしまい、建玉を決済してしまう。

最終的には、「大衆派」に依存することになり、「買い」きっかけのチャンスを見逃してしまう。これでは、「売り方」になってしまうのは仕方がない。だって、「大衆派」にいた方が、居心地が良いのだから。

居心地が悪かったとしても「収益」の改善方法を優先にする

でも、相場でポジションを取る時は、つねに「少数派」でなければならない。そして、メディア、テレビなどの表舞台に、決して、現われることがない人たち。それが、海外投資家たちなのです。

彼らは、孤独との戦い方に慣れている。そして、相場の乱高下相場を飼い慣らしている。

昨年末、価格は大幅に下落して行きました。あのような、相場が乱高下する場面など。彼らの得意分野です。そのような場面でも、勢いよく「突っ込み買い」をするなど。

とにかく、「大衆派」周りのノイズに振り回されることなく、「少数派」海外投資家の動向に注目する。そうしなければ、一向に「収益」なんて、積み重ねることが出来ないでしょう。

さて、3月はどのような相場になるのでしょうか。