仮想デモトレードではなく実際にトレードして記録をつける

日経225先物投資 心得11

実際にトレードするまえに、取引ツールの使い心地や操作方法を確認できることができます。それが仮想デモトレードです。資金を入れずに仮想的な売買をすることができます。

仮想デモトレードをしている最中は、意外にも上手にエントリーできたり利益確定できたりする時があります。しかし、いざ実践トレードになると上手くいかないのは何故でしょうか?

それには心理的な部分に大きな違いがあるという事です。実践的なトレードに参加するとお金が絡んできます。そうすると感情的になるのは当然でしょう。

その金額が多ければ思わぬ行動を起こすケースが多くなります。基本的には余力の範囲を超えて建玉をホールドするべきではありません。

日銀金融決定会合の発表があった日

真剣に相場に望むのならば、ある程度の余裕資金と充分な余力を持つべきです。ちなみに2016年04月28日(木)、正午過ぎの日経225先物取引の値動きを覚えていますか?

日銀金融決定会合の発表がありましたが、その後に期待をしていた大勢が投げ売りました。

日経225先物の価格 16500円辺りで推移  午前中
・日経225先物の価格 15500円辺りまで下落 正午過ぎ

わずか数分間の取引で1000円の値幅が動きました。かなり衝撃的な値動きでしたがゴールデンウィークを挟んで休場している間も価格は下落を続けました。

パニック売りが発生する

パニック売りが出た時は対応することができなくなります。感情の苦痛と叫びの声が聞こえてくるのが分かります。それはチャートを見れば一目瞭然です。

そうなってくると支持ラインや節目になっていたラインはどんどん破壊されていきます。全く機能しなくなるのです。ならばこのまま下落トレンドに向かうのかと思ったら、急に反発して上昇して行く。

気が付いたら元の価格(16500円)まで戻しているどころか、再度(17250円辺りまで)上昇していきました。そして2016年2月~7月までの6か月間は、とくにこのような値動になることがたくさん起こりました。

もしもこのような一時的なパニック売りに対して買い建玉をホールドできたのなら、初心者トレーダーの卒業です。全体的な背景や周りを、冷静に観察する事ができている証拠です。

プラスマイナスゼロになることを期待する

エントリーした後に逆の方向にいった場合は、いさぎよく損切りする。これができれば問題ありません。瞬間的に損失になったとしても投資の一貫性を考えていれば普通のできごとですから。

しかし初心者トレーダーは損切りを嫌がります。絶対に損失を出したくないので損切りラインを決めたとしても拒否してしまうのです。これはかなり危険な行為になります。

もしくは完璧を求めようとするタイプも損切りを守ろうとしないケースが多いです。頭では理解しているのにもかかわらず、いざ損切りの場面にくると躊躇してしまうのです。

自分が設計したルールを守らなければ破滅してしまいます。なぜならストップする指示を出せるのは自分自身しか居ないからです。

どうしても都合よく考えてしまうのです。「現在の価格が損切りラインに突入したけど、いづれ価格は戻してプラマイ0くらいの収支に戻せればよい」と。

投資に対する心積もりができていないのに、投資に参加することはかなり危険です。相場はいづれ元の位置まで戻る事もありますが、いつになるのか分かりません。

売買したら記録をつける

以上のように相場から学べることはたくさんあります。それは仮想デモトレードからは体験できない出来事でしょう。かならずトレードで売買した理由や目的などを記録することです。

相場の周期というのは繰り返して出来上がっています。なので同じ出来事が起こるケースが多いのです。その時に、過去に起きた相場のチャートと対処法を記録していれば役に立つ時があります。

今まで記録してきた部分が成果となって現れてくるのです。あとは日々の成長を図る物差しにもなります。トレードに時間と労力を費やしているのですから、1回のエントリー毎に記録をつけましょう。