最初は「含み損」の時間帯に耐えなければならない

日経225先物ブログ1218

日経225先物の投資において、まず新規エントリーの位置を決定します。そして、どれくらいの利益を追求すればよいのか。含み利益に相当する、利益確定のラインを決めます。

それと同時に、どれくらいの許容範囲にリスク回避をすればよいのか。つまり、損切りのラインを決めておかなければなりません。リターンとリスクのペアを設定するという事です。

いざ、新規建玉のエントリーを仕掛けたとします。ここからどれくらいの利益になるのかという、好奇心でいっぱいになることでしょう。それは、投資においては当然の心理であります。

しかし、まずはじめに遭遇する出来事というのは、「含み損」に直面することです。最初に新規建玉をエントリーする場合は、「発注板」から注文します。そして、large取引なら10円。mini取引なら5円程度のスリッページが発生します。

更に、どんなに絶妙なタイミングでエントリーしたとしても、価格は逆の方向へ進む可能性の方が高いのであります。必ずしも、その時「天井」や「底値」でエントリーすることはできないので、含み損になってしまうという事であります。

まずは含み損失を受け入れなければならない

よくある個人投資家のパターンとして、新規エントリーから含み損になってしまうと、売り圧力に耐えきれずロスカットする。つまり、「損切り貧乏」といわれるタイプです。

現在、日経225先物の価格は上昇しております。ちなみに、2008年10月~2012年10月までの約4年間。日経平均株価は8000円~11000円辺りで変動していました。もっと詳細に言えば、9000円~10500円辺りの狭いレンジ内で、価格が変動していたのであります。

そして、日中の取引である値幅が100円未満だった。なんてことも取引時間帯には、良くありました。しかし、現在の日経225先物の価格は上昇しており、それなりの値幅も出ているわけです。

なので、新規エントリーしてから約30円~50円程度の含み損失になったとしても、価格のブレの範囲である事も考慮しなければなりません。敏感に反動しすぎてしまって、すぐにロスカットしてしまえば、一向に収益を向上する事は出来ないでしょう。

まず最初に訪れる試練は、含み損に耐えることです。すぐに、利益になると考えない事が先決であります。相場というのは、そんな甘いマーケットではないのであります。

徐々に収益がプラスマイナスゼロになる

もしも、価格の方向性が正しくても、一旦は含み損になるモノです。そこから、価格は回復して行きます。そうすると、徐々に価格の損益分岐点に戻ってくるのであります。

ちょうど、プラスマイナスゼロの近辺まで価格が変動して行きます。もしも、ロスカットしたとしてもプラスマイナスゼロ。むしろ、証券会社の売買手数料を支払って終わるパターンです。

堪え性がない個人投資家ならば、この時点で新規エントリーを降りてしまうのです。一体なんのために新規エントリーしたのでしょうか。これを繰り返しては、収益を積み重ねることは難しいでしょう。

ここは、我慢とメンタル的な耐久性の勝負になります。自分自身の建玉の位置に対して、価格が行ったり来たりすると、とても耐えがたい状況を味合わなければならないのですが、相場というのはそういうモノであります。

ようやく新規建玉が含み利益に変わる

まず新規エントリーから、含み損⇒プラスマイナスゼロを経験する。そして、最終的には含み利益に変わっていくのであります。

このように、我慢の対価として利益を獲得することができるわけです。どれだけ、辛抱強くホールドすることができるか。そこが、問題になってくるのでしょう。

相場の世界は、社会的な生活のリズムや時間軸とは違います。まったく別物なので、普段の生活ある時間軸を当てハメたとしても、ハマらない可能性の方が高いのであります。

価格は、つねに上下を繰り返して変動しております。チャートの流れに対して、一喜一憂することなく、時間をかけながら辛抱強く待ってみる。正直、これに尽きるのでしょう。