今日は上昇相場だったとしても、明日は下落相場になるかも知れない。相場というのは気分屋な性格であることを理解しなければならない

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相場というのは、とても気分屋な性格を持っております。何故ならば、今日の相場が上昇したとしても、明日になれば下落相場になる事だってあるからです。

つまり、その時点での出来事によって、相場は変動するわけですから、つねに活動的な値動きになるのであります。

だからといって、時には一服して停滞する時もあります。そして、閑散とした値動きが継続していき、このままゆっくりとした時間が経過する。とか思いきや、価格が突然に変動を始めたりする。

とにかく、価格や値動きは推測しづらく、未来の価格を当てることが難しいという事なのです。そして、相場で収益を向上させることが難しい。その理由は、もう1つあります。

それは、「あまりにも気分屋な相場状況に、お付き合いすることが出来なければ、相場から撤退させられてしまう」。という事を、理解しなければなりません。

マーケットでは社会的常識が一切通用しない

日経225先物の投資や、その他のマーケットにおいても共通する事のなのですが、まず、社会的な常識や出来事などが、一切通用しないという事を理解しなければなりません。

つまり、なぜ価格は上昇したのか?なぜ価格は下落したのか?それには、様々な外部的要因によって変動しているのであって、毎回、価格が変動する理由が違うわけであります。

例えば、社会的な生活においては、経験値によって、その時の状況に対応する力さえあれば、乗り切ることが出来る場面もあるでしょう。つまり、ある程度のマニュアルとコツさえ掴んでいれば、社会に精通することは、あまり難しくないのであります。

しかし、相場においては、社会的な対応力が通用しないのであります。抽象的な言い方になってしまいますが、「人に挨拶すれば、人は挨拶してくれる」。しかし、「相場に挨拶しても、相場は返事をしてくれない」。それでも、相場というのは何もなかったかのように、通り過ぎるのであります。

社会的地位にある方からリタイヤさせられてしまう

相場において、もっとも損失に陥りやすいタイプというのは、残念ながら、社会的エリートのタイプであります。つまり、社会的なビジネスにおいて、とてもコミュニケーション能力も優れて、仕事の理解度が完ぺきであり、対応能力が抜群である。

そのような万能型のタイプは、残念ながら、マーケットの雰囲気に呑まれてしまう。そして、早期に「損失」を出費してしまう可能性があります。

何故ならば、社会的な常識や成功法などを、全てにおいて、マーケットに当てはめようと考えてしまうからです。ビジネス戦略に自信があるからこそ、社会で成功を収めてきたわけです。

でも、その成功法がマーケットに通用するかどうか?という事に、いち早く気づかなければならないのであります。そうでなければ、一向に収益を改善できない「負のスパイラル」に陥ってしまうかもしれません。

相場のセンスがある人は1%未満である

最初に、日経225先物投資を始めた頃に、よく起こる出来事があります。それは、ビギナーズラックです。投資を始めた初期のころは、ほとんど知識がないのにもかかわらず、収益を向上し続けられる場面に遭遇するケースがあります。

おそらく、投資に対する「恐怖心」や「不安」などの感情を、あまり持っていない時期であり、むしろ「好奇心」や「勢力」などの感情が上回っているからなのでしょう。

すると、投資の姿勢にも影響を与えることになり、結果的に良い方向へ進んで、ビギナーズラックが成立することがあるのです。

そこから、ビギナーズラックを延長させて、ほとんど苦労なく、収益を向上し続けている人もいらっしゃいます。そういう方は、もともと「天才肌」や「相場師」のセンスを持ち合わせていたのでしょう。でも、その確率としては、1%もいないという事あります。

大抵の個人投資家たちは、そういう「センス」を持ち合わせていない。むしろ、その方が当たり前のことであり、相場の向かい方に対して、改善の余地は十分にあるということです。

主役は外国人投資家であり自分ではないことを理解する

マーケットというのは、様々な不確定要素「世界的な経済的・政治的要因、地政学的リスクなど」が、混ぜ合わさって変動しているわけです。

なので、どのような場面において、自分自身の建玉が「買い」入れようが、「売り」入れようが、マーケットにおいては、まったくと言ってよい程、影響がないということです。

マーケットを動かすためには、相当の建玉量や、余剰資金が必要です。さらに大衆を動かすような心理的要素も必要になるわけです。

それらの要素を持ち合わせているのが、外国人投資家達や中央銀行のヘッジファンドたち。という事であります。現在においても、彼らの売買方法や方向性によって、価格は変動していくわけであります。

彼らの建玉の量、資金管理、環境、アルゴリズム売買方法など。すべてにおいて、怪物級で別格なのであります。とても、立ち向かえるような相手ではないという事です。

マーケットでリタイヤしないためには

とにかく、臨機応変に対応するスキルを身につけなければなりません。そして、これから先も、日経225先物投資でリタイヤしないためには、「気分屋」であるマーケットとお付き合いしなければなりません。

相場に参加する以上は、永遠に、「マーケットという気分屋」の性格に合わせなければなりません。もしも、気分屋のマーケットに振り回されて、お付き合いができなくなる。もしくは、ストレスを感じてしまう。

というような状況であれば、それは、早急に相場から撤退することを余儀なくされるでしょう。マーケットの気分というのは、そういうモノであります。