新規建玉エントリーしたあとに気が変わってしまうのは、周りのノイズに影響され過ぎているせいかも知れない

自分自身が戦略を立てた売買手法に基づいて、新規建玉エントリーしたとします。そのあとは、利食いする位置と損切りする位置を明確に設定します。あとは、価格の値動きがどのように変動していくのか?という、場面に遭遇したとします。

つまり、自分自身がすでに建玉をホールドした後の状態であるという事です。当然の事ながら、その後の価格がどうなっていくのか?というのは、誰であっても分かりません。

しかし、独自のトレード手法を開発する事によって、「規律的トレード」を順守して売買する事ができれば、ここから先は、路頭に迷う事を避けられるようになるのであります。

それでも、先が読めない相場に挑戦する事になるために、投資に対する不安というのは消えることはないでしょう。ただ、あまりにも不安や恐怖だけに圧倒されてしまったり、周りのニュースや指標などの発表などが気になってしまうと、急に気が変わってしまったりもするのであります。

それだけ、周りのニュースや情報というのは、影響力があります。そして、時には自分自身にとって、ノイズのような負の影響を与えてしまう可能性もあるのです。

その他の指標をチェックすることは重要である

日経225先物の投資において、その他の指標をチェックする事は大切であります。何故ならば、日経先物が主導で動き出すことは、とても珍しいケースだからです。

大抵の場合は、NYダウ平均株価、原油価格、為替ドル/円など。様々な、主要な指標が変動する事によって、日経先物も釣られて変動していくものであります。

ただし、最終的には日経先物を主体にして売買するわけですから、その他の指標に関しては、あくまで参考程度に留めておかなければならないのです。

例えば、昨日のNYダウ平均が堅調に推移したからと言って、当日の日経平均株価が堅調に推移していくとは限りません。

逆に、当日の日経平均株価が軟調に推移したとしても、その夜のNYダウ平均株価は、堅調に推移するかも知れません。つまり、日中・夕方・夜間において、それぞれの環境や要因が違いますから、変動する理由も異なるわけです。

だから、その他の指標を確認する事は重要であっても、その指標通りに「順張り」してしまうと、上手なトレード方法とは言えないのかも知れません。

メディアやニュース情報などの影響力を理解する

国内のみならず海外などを含めた外部的な要因「政治的情勢・経済的情勢・地政学的リスク」をいち早く確認する事も大切であります。

その時に、メディアやニュースなどの情報がとても役に立ちます。なぜならば、彼らは情報伝達のプロでありますから、正確に伝えることが得意だからです。

例えば、日経平均株価の数値が間違って報道されたことは、ほとんどありません。というより、一度も確認した事が無いほど、伝達の正確性を持っているのであります。

しかし、メディアやニュースの情報などは、必ずと言ってよいほど、主観を混ぜて報道するわけです。どういう事かといいますと、例えば、日経平均株価が連日に続落した場合は、さらに下落を誘発するかのようなコメントになります。

逆に、連日に連騰した場合は、これから先の見通しが明るくなる。などのコメントをするケースが高いのです。もしも、それを鵜呑みにして、日経先物を売買してしまうと、あまり良い結果にならないのが関の山なのであります。

つまり、メディアやニュースは情報伝達のプロであって、実際に投資に参入しているわけではなという事を、理解しなければなりません。それが分かるようになれば、ノイズに振り回されることにはならないでしょう。

例えば、2016年6月24日に、イギリスがEUを離脱しました。その当時の報道は、欧州危機の始まりである。とか、イギリス国家の崩壊である。とか、様々なネガティブニュースが報道されました。

2016年11月9日に、アメリカ大統領選挙によって、トランプ政権が誕生しました。その時に、米国経済の崩壊である。とか、NYダウ平均は頭打ちを迎えるであろう。というように報道されたのであります。

しかし、実際は下落するどころか、その時点での価格を下回ることなく、大幅にV字回復していったのであります。

最終的な判断を下したら変更してはならない

もしも、売買エントリーを考えて、建玉をホールドするような状態になった場合は、その後の戦略を、周りのノイズによって変更してはならないという事であります。

そうでなければ、せっかくエントリーする前に計画した戦略方法が、まったく効果を発揮することが無くなってしまうのです。それどころか、結果的に無駄打ちになってしまう可能性が高くなってしまいます。

自分自身の売買方法というのは、ある程度の自信がなければ、周りのノイズによって、簡単に崩されてしまうのです。そのために、入念な過去のバックテストや検証を行うことは大切であります。

そして、常にチャートの右端に立ってエントリーしなければならないので、不安や恐怖心と向き合って、投資に望まなければならないのです。