堅調ながらも膠着状態は継続か

日経225先物投資のUTA「@Twitter」です。

昨日の日経平均株価の終値・27,736.47円。

25日移動平均線・26,670円辺り。

※投資家別動向「買い越し・売り越し」金額。

個人投資家海外投資家
2021年・09月 -5891億 -1401億
2021年・10月 1159億 6937億
2021年・11月 1453億 -2877億
2021年・12月 -4190億 -7032億
2022年・ 1月 6738億 -2794億
2022年・ 2月 -517億 -4499億
2022年・ 3月・第1週目  2941億 -2692億
2022年・ 3月・第2週目 1853億 -9935億
2022年・ 3月・第3週目 -3556億 -1955億
2022年・ 3月・第4週目 -3472億 -1649億

日経225先物の観測

今週のレンジ予想として、

27600~28800円辺り。

今週、休場日はございません。

個人投資家と海外投資家の動向

3月・第4週目。

個人投資家 -3472億
海外投資家 -1649億

ちなみに、投資家別の売買動向。今後、価格の方向性を把握するための材料になります。特に、海外投資家の動きには注目しています。海外投資家は3月第4週は再び売り越し(-1649億)となり5週連続で売り越しています。また、個人投資家も3月第4週は再び売り越し(-3472億)となり2週連続で大幅な売り越しとなっております。(3月第3週は-3556億)個人投資家のポジションもだいぶ軽くなっている状況です。

NYダウ平均株価と為替ドル円の観測

米国、主要指数のレンジ予想。

NYダウ平均株価、34500~35800ドル辺り。

原油価格、1バレル93~110ドル辺り。

恐怖指数、VIX17~22辺りが意識される。

今週、休場はございません。

米国市場全体のボラティリティもだいぶ落ち着いてきましたのでこれからはファンダメンタルに沿った値動きに移っていくでしょう。企業業績や金利の上下など教科書通りの要因で動きますので値幅的にはかなり落ち着くと思います。

為替ドル円のレンジ予想。

今週、121.00~125.00円辺り。

約4.0円(400pips)程度のレンジを想定。

日米の金融政策の違いが鮮明になっており、方向的には円安に振れやすい状況が続くでしょう。4月に入り日本に金融政策は国際買いを増やすなど緩和方向に進んでおります。一方で米国ではインフレが引き続き市場の重要なテーマになっておりますので、どちらかといえば引き締め見方が継続していくでしょう。このような背景から方向的には円安とみるのが普通だと考えます。

本日、早朝の相場観

さて、本日の日経平均株価は堅調な展開となるでしょう。

米国市場でも特に目立った材料はなかったですが、S&P総合500種 が0.81%程度上昇したことや、大型株・グロース株に買いが入ったことなどから考えると、ファンダメンタルに沿って運用する大口の投資家の動きと考えられ、株式市場の強さを感じます。また、WTI原油先物が米国時間で5%近く上昇していることや、米国長期金利が上昇しているところを見るとリスクオンの取引となっております。

日経平均株価は28000円近辺を挟んでの膠着状態が続いております。引き続きこんな状況では上がるはずがないといった声が聞こえておりショートポジションもそれなりにたまっている感じです。一方で金融機関が新年度に入りリスクを取りやすい状況になっていることからETFを中心とした押し目買い意欲があることも事実です。海外投資家のポジションは相当軽い状況でしょう。

引き続き方向感のない地合いは続くと思いますし、今週はSQ(8日)を控えているので先物投資家は思い切ったポジション形成は控えるかもしれません。

まず、午前中のザラ場から相場を観測する事にしましょう。

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