「そろそろ上値が重くなる。。。」といった声が聞こえているうちは上昇相場が続くのか

先週末の日経平均株価の終値・27,224.11円。

25日移動平均線・26,260円辺り。

※投資家別動向「買い越し・売り越し」金額。

	個人投資家	海外投資家
2021年・09月	－5891億	－1401億
2021年・10月	1159億	6937億
2021年・11月	1453億	－2877億
2021年・12月	－4190億	－7032億
2022年・ 1月	6738億	－2794億
2022年・ 2月	－517億	－4499億
2022年・ 3月・第1週目	2941億	－2692億
2022年・ 3月・第2週目	1853億	－9935億

日経225先物の観測

今週のレンジ予想として、

26500～27800円辺り。

今週、２１日（月）は春分の日で休場です。

個人投資家と海外投資家の動向

3月・第２週目。

個人投資家　　１８５３億
海外投資家 －９９３５億

ちなみに、投資家別の売買動向。今後、価格の方向性を把握するための材料になります。特に、海外投資家の動きには注目しています。海外投資家は３月第２週は６年ぶりの大幅な再び売り越し（－９９３５億）となりました。一方で、個人投資家の買いは続いております。４週連続（２月第３週１６億、２月第４週１６４７億、 ３月第１週２９４１億、３月第２週１８５３億）で引き続き買いの主体となっております。

NYダウ平均株価と為替ドル円の観測

米国、主要指数のレンジ予想。

NYダウ平均株価、34000～35800ドル辺り。

原油価格、1バレル95～1１0ドル辺り。

恐怖指数、VIX20～26辺りが意識される。

今週、休場はございません。

為替ドル円のレンジ予想。

今週、118.50～120.20円辺り。

約1.7円（170pips）程度のレンジを想定。

本日、早朝の相場観

さて、本日の日経平均株価は堅調な地合いを継続する展開が予想されます。

前日の米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長のタカ派発言を受けて米国長期金利が上昇（2.38％近辺）しておりますが、タカ派発言ばかりが注目されておりますが、経済はとても強いとも発言しており株式市場参加者には米国経済の先行きに楽観的な見方が増えてきております。

日経平均株価に関しては、現時点ではドル円相場の上昇によりフォローの風が吹いており、昨日のザラ場中も米国株式先物が下落しても上昇する展開となり、最近になかったデカップリングが短期的に起こっており、相場の強さを感じます。

本日もその勢いは継続する模様で、「そろそろ上値が重くなり反落する。。。」との声が聞こえてくる中で上昇を継続する動きとなるでしょう。このような声が聞こえているうちは「買いたい弱気」「上昇相場に乗れてない焦り」などでより一層上昇相場が続く可能性があります。

本日のトレードも買いのタイミングを計りながらトレンドフォロー戦略が良いのかもしれません。

まず、午前中のザラ場から相場を観測する事にしましょう。