寄り付きエントリーは難易度が高いことを理解しておかなければならない

現在、日本市場においてはボラティリティが少なくても、価格の値動きが激しくなる相場へ変化しております。そして5分足チャートを見ていると、1本線で100円以上動いている場面も見られます。このような場面で、「損切ライン」を浅く設定すると、簡単にロスカットされるので注意が必要です。

特に、寄り付き価格の値動きには注意するべきでしょう。基本的に、相場の始まりと終わりを迎える時間帯。つまり、始値と終値において、ポジション調整が激しくなります。

この時間帯に、海外投資家によるポジション調整が行われれば、不本意に価格は変動していく。個人投資家としては、価格の値動きについて行くことが出来ないかも知れません。

新規建玉の時に寄り付きエントリーする行為は注意が必要です

結論から考えると、基本的に、寄付きエントリーは避けた方が良いでしょう。それは何故かというと、海外投資家による巧妙な罠に引っ掛かりやすいからです。

例えば、寄付きから全く下がらず「上がらず」に引けピンになった。

稀に、このようなケースがあります。ローソク足でみると大陽線「大陰線」です。もし、これが予想することができて、価格の方向性を当てることができたらお金を丸儲けです。

寄付きからエントリーして全く下がらず「上がらず」に、含み益を確保できていたら、どんなに気持ちの良い事でしょうか?とても、最高の気分を味わえることでしょう。

しかも、寄付きの時間帯は、新規エントリーしたくなる時間帯なんです。

実際、新規エントリーしても上手くいかないことが多い

しかし実際、新規エントリーしても、そう簡単にはいきませんよね?つまり、相場が終わって1日のチャートを見ると「寄り付き天井」だった。という事は、あくまで結果論なのです。

寄付きから引けにかけて天井だったというのは、稀にあるからこそインパクトな出来事なんです。この寄り付き天井のチャートというのは、頭の中に強く印象に残ります。そうすると、今後の展開としてどのようなことが起こるのか?

「そういえば前回、寄付きから引けにかけて天井のケースがあったなぁ」。そうすると、「今回は寄付きからエントリーすれば引けピンが狙えるかもしれない。よし今回は寄付きからエントリーして引けピンを狙って行こう!」と考えるようになります。

しかし、実際に新規エントリーしてみると、そう簡単にはいかないのです。

海外投資家は個人投資家の動きを狙っている

寄付きからエントリーする個人投資家が大勢増える。このような行為を誰が狙っているのかといいますと、海外投資家や大手ヘッジファンドのディーラーたちでしょう。

つまり虎視眈々と、目を光らせて待っているわけですね。

だいたい寄付き時こそ、明確な指標となるものが何もない状態ですので、すぐに、寄付きエントリーに飛びついてしまうと、結果として路頭に迷い損失に向かう可能性が高いです。

なぜ個人投資家はそんなに焦るのでしょうか。もっとズッシリと構えて!とにかく寄付きは、海外投資家や大手ディーラーに狙われやすい時間帯でもあります。思いもよらず新規エントリーしてしまうと、逆の方向に行ってしまい、痛い目にあうケースがほとんどです。

引けピンは稀にしか起こらないので、結果的に寄付きエントリーしても利益も確保できない事がほとんどです。これが寄付きエントリーの大きな落とし穴なのです。さらに損失を膨らませる原因にもつながります。

寄付きにエントリーして、プラス圏内に位置するなら良いのですが、マイナス圏内にポジションがあって、結局損切り出来ずに大きな損失を抱えてしまうケースは良くあります。

では、どうすれば良いのか?

寄付きの時間帯というものは、参考になる指標も何もなく、ただの博打となってしまう可能性のほうが高い。だから新規エントリーしなければ良いでしょう。

もし、毎回のように寄り付きエントリーしているのであれば、どれだけの利益が積み重ねることが出来ているのか、合計収支を考えてみてください。ほとんど、収支が積み重ねられていないのが関の山という事なのでしょう。

そうではなく、次のチャンスがくるまで待ったり、自分が得意の場面が来たらエントリーすれば良いのです。あえて難しい場面で、無理をする必要はないでしょう。

寄付きエントリー⇒ポジションが含み損⇒損切り不可能⇒ポジションがさらに大含み損⇒損失を取り戻そうと焦る⇒さらに損失⇒損切りした瞬間から元に戻っている。

完全に負のスパイラスの完成です。

相場のポジションは

・買い
・売り
・見送り

この3つの選択肢です。

寄付きは避けて、あえて何もしなくてもいいじゃないですか。少し時間を置いてから、エントリーするのが一番効率が上がります。これだけでも、毎月の損失が回避できるのです。