トレードで勘違いしないために理想と現実のギャップを理解する

日経225mini先物の説明47

ある程度のテクニカル分析や検証などをしていると「価格の動き」に対して、敏感になることができます。そこから株価の推移を考えるようになります。

だんだんと投資の経験を積んでいくと利益を積み重ねられるようになるわけです。するとこう考えるようになります。「建玉を2倍にすれば利益も2倍になる」と。

確かにそのとおりであります。しかし、リスクも2倍に増えていることを忘れてしまっています。だんだん儲けられるようになると「理想」だけを求めるようになってしまうのです。

その理想だけで利益が得られる金額は、たかが知れています。そうするといつの間にか損失になってしまうという負けトレーダーに戻ってしまうのです。

理想だけのトレードは失敗する

成功しているトレーダーというのは、つねに「現実」を考えているのです。そして自分のスキルがどの程度なのかを把握しています。自己分析力にとても長けているのです。

失敗しているトレーダーというのは、つねに「理想」を考えているのです。そして自分のスキルがどの程度なのかを理解していません。

そうすると相場のタイミングに合わせることが出来なくなってしまうのです。だから絶好の売買チャンスを逃すことになります。

よくエントリーしていない時に、「ココは買い」とか「ココは売り」とか予想しているのが連続して当たる時があります。冷静にチャートを見ている証拠なのでしょう。

しかし、そういうときに限ってトレードをしていない。完全にチャンスを逃していますし「理想」と「現実」の思考が真逆になってしまっています。

頭が良いから失敗する

極端な説明になってしまうかもしれませんが、社会的地位にある方や常識的な方はトレードで失敗するケースが高いです。

相場というのはたくさんの要素や材料が混ぜ合わさって出来ているのです。それを1つ1つ分析しようとしたり、秀才が作り上げた移動平均線やボリンジャーバンドなどでテクニカル分析にかけるわけです。

いざ実行しようとするまえに完璧に調べないと気が済まないのです。でも、相場を徹底的に調べたからと言って、適正な価格を当てることはできません。

つねに価格は新しい動きで成り立っているからです。同じパターンになったとしても、同じ価格で値動きすることはありません。もっと単純に考えるべきでしょう。

タイミングが合っていないから失敗する

例えば、理想の価格で「買い」エントリー出来たとします。しかし、思うように価格は上昇せずに損切りラインまで下げてしまいました。

そこでざっくりと損切りすれば良いのに躊躇してしまう。なぜかというと損をしたくないからです。そこで「いづれ元の価格に戻るのでは?」と幻想を抱くようになります。

しかし、価格は一向に戻りません。それどころか、どんどん下落していきどんどん損失額が増えていきます。やがて価格が落ち着いて冷静になった時に損切りすることを決断します。

初心者トレーダーにとって、気づいた時には大幅な損失になってしまったというケースは良くあります。そこから価格は、元どおりになりV字回復に向かっていきました。

損をしたくないからと躊躇してしまい、損切りラインを守らなかった為にタイミングが合わなくなってしまったのです。

システムトレードを求めると失敗する

相場のチャートというのは人間の感情によって作り上げられています。群集心理が固まって上昇したり下落したりするわけです。

もしもその特徴を、機械的にトレードする事が可能で儲ける事ができたら夢のような話です。もしもゴールドマンサックス証券が開発したシステムトレードが購入できるなら欲しいです。

しかし実際には、理想のシステムトレードなんて世の中には出回ることはなく、彼らだけにしか使用することが許されないモノなのでしょう。

システムトレードを開発するには、膨大な費用と天文学的なデータが必要です。個人で作り上げることができるほど、簡単なツールではないという事なのです。

自分で考えるようになれば失敗しない

トレードは孤独です。自分1人でパソコンに向かって作業しなければなりません。最終的な判断するのは自分しかいないという事です。

いつもメディアや新聞ばかりを参考にしてしまうと受動的なタイプになってしまいます。いざ相場に向き合う場面になると不安に陥るのは、心の準備が不足しているからでしょう。

厳格なルールを作り出して独自でトレードすることができれば、失敗する確率は極めて低くなっていきます。