システムトレードを利用するなら検証と研究に充分な時間を費やす

日経225先物投資 心得18

新規の建玉をホールドする前に、必ず利食いの位置と損切りの位置を決めてから相場に望むということをお伝えしました。

これは心の準備を整えることにも効果的です。ある一定のルールに従ってトレードすることはメンタル衛生的にも良いからです。

利食いのラインを設定していればどれだけ儲けることができるのかが計算できます。上昇トレンドなら抵抗線へ下降トレンドなら支持線に置くと上手くいく場合があります。

損切りのラインを設定していればどれだけ損するのかが理解できます。あらかじめ逆指値で対応しておけば相場が変化した時に慌てることはなくなるでしょう。

つまりエントリーしたあとに以上の設定をすれば、ほとんどオートメーションで対応する事ができるのです。裁量トレードでありながらシステムトレードのような感覚になります。

そうするとチャートを眺める時間を削減する事に繋がります。エントリー後にずっと見ている必要はなく監視の目を緩めることができるんですね。

システムトレードを応用させる

ある程度は実践して試していきながら、この取り組みが上手くいくと応用させる事ができます。ただし応用させるにはそれなりの投資経験も必要になりますので注意が必要です。

それは損切りラインを利食いラインの方向へ近づけていく方法です。つまりエントリーしたあとに予想した方向へ動き続けている場合のみ対応させます。

ある程度の経験を積むようになるとチャートの癖や流れを把握できるようになります。もちろん完璧に捉えることはできませんが、「ここは上がっていくだろうな?ここは下がっていくだろうな?」といった推測が、その通りに向かっていく場面が増えていくのです。

なにもこれは不思議な出来事ではありません。長い年月をかけて相場のチャートを眺めていたり、トレード日記を続けたことによって特徴を捉えることが得意になったのでしょう。

ここまで経験値が高くなっていくと応用させることも可能になるのです。おそらく余程のことがない限りは心理的にも安定した状態をキープしながら、トレードできるレベルになっているのでしょうね。

メリットとデメリット

もちろんその手法に関してもメリットやデメリットがあります。予想していた方向へ向かって返されたとしても損切りラインを上げているので損失が少なくて済みます。

ただし変動する幅を狭くしているのですぐに決済する可能性も高くなります。つまり時間軸の問題でデイトレードのようになってしまうかもしれません。

なので問題点などもあるので改善しなければなりません。だから経験が必要だという事ですね。利益を積み重ねていくにはどうしたらよいかという研究や検証には徹底しましょう。

日経225先物の市場に参加するのであれば一流を目指す事は大切です。そのような向上心をもっていなければ、外国人投資家やヘッジファンド新たな仕掛けに対応しきれなくなります。

停滞相場が続く場合

エントリーしたあとに全く動かないこともあります。出来高が少ない時などによくおこります。停滞する状況はエントリーした後にしか分からないので仕方がありません。

こういうときは、一度撤退して相場の戦略を組みなおす必要があります。自分が設定した時間軸の中でオーバーするようであれば考え直すことも大切です。

いきなりドンっと動くこともありますが、いきなりピタッと止まり続けることもあります。相場は常に不規則と変則を混ぜながら動いていきますので柔軟に対応することが必要です。

そしてエントリーしたからと言って挑戦し続ける必要などなく、相場に合わせて撤退することも手法の1つであります。停滞相場で資金を減らさなかったら、その選択は正解だったという事です。

検証することを繰り返す

もしも投資の手法でアイデアが浮かんだら検証してみましょう。実践するまえに検証することによって新たな発見があるかもしれません。

検証している期間は、どれだけ時間がかかって労力を費やしたっていいと思います。そこから何か生まれるのであれば、それはかなりの儲けものでしょうから。

私が投資をはじめた頃は四六時中トレードのことばかりを考えていました。日中の11:00~12:30までの休憩があり、ナイトセッションが20時までの頃でした。

相場が終わってからも、ひたすら検証や研究を繰り返していた時期があります。たくさんの書籍や洋書トレードも読み漁りました。寝ても覚めても投資漬けの日々を1年間くらい続けていました。

そして、ある日を境に相場の雰囲気や価格の動きに対応できるようになりました。どういうことかというと、いつの間にか儲けることができるようになったという事です。

どんなに時間を費やしても良い

相場の世界って常識的なできごとが通用しませんよね。それは価格の動きを見ているとわかります。時々止まったりもしますが、常に上下を繰り返しながら動いていきます。

そんな不条理な世界に対して、真摯に向き合う事ができるでしょうか?まずは自分自身に問いかけてみてください。それが難しいようでいたら撤退するべきです。

そして検証に関してはどんなに時間がかかったとしても良いと思います。実践に関しても何度か失敗したっていいじゃないでしょうか?そこから何か生まれれば、それは次のトレードに繋がっていきます。

日経225先物の世界に魅了されたのであれば、とことん向き合っていく価値はあると思います。