適切な建玉方法を考えて指値注文と成行注文のどちらにするか?

日経225先物投資 心得15

エントリーする時や決済する時にどちらの方法を選択するかを考えます。指値で注文するのか成行で注文するのかです。どちらにしてもメリットやデメリットはあると思います。
メリット
・指値 自分が理想とする価格で約定できる
・成行 時間軸に関係なく約定できる

デメリット
・指値 値動きが激しい時に約定できない場合がある
・成行   値動きが激しい時に思わぬ価格で約定してしまう

それぞれの約定方法にはメリットとデメリットが存在するわけです。なので状況によって上手く使いこなす必要があります。

指値注文を使用するとき

基本的に無理をすることなく注文する時に使用します。その状況とはどういった場面かと言えばエントリーする時です。

相場に乗っていくチャンスを伺いながら、設定した価格に対して指値注文を執行させます。時々、価格の値動きが激しすぎて約定できなかったり、指値が約定することなく置いて行かれる場合があります。

そういう時は素直に諦めることが大切です。無理にエントリーしようとせずに「約定できなければ仕方がない」と考える程度がちょうど良いのです。

成行注文を使用するとき

成行注文は損切りする時に使用します。エントリーする前に損切りラインも決めておく必要があります。相場は変化し続けるわけですから思わぬ方向へ向かった場合の回避策が必要です。

もしもロスカット方法を指値注文にしてしまうと、値動きが激しい時に約定しない場合があります。そのまま約定せずにとんでもない価格まで下げてしまい慌てて成行注文に変えて大幅にロスカット!なんてケースも考えられます。

実はこれは初心者トレーダーに多いのです。今まで積み重ねてきた利益を吹き飛ばしてしまうくらい、驚くような価格でロスカットするために一向に収益が改善されないのです。

成行注文しておけば約定するだろうという考え方がそもそも甘いのです。その後の対応や手間に追われてしまうだけなので、損切りラインまで価格が下げてきたら諦める準備が必要です。

建玉の量を考える

エントリーする前に建玉の量を確認します。最低維持証拠金+余力の金額量によっても心理的な負担が変化していきます。

すぐに損切りラインに到達するような、あまりに少ない余力で相場に望んでいるとすれば改めなければなりません。

余力が大きすぎて臆病になっているのであれば、相場状況にあった金額に設定し直す必要があります。例えばロールオーバーして数年単位でホールドする場合は別の話になりますが、基本的に日経225先物は3ヶ月限りで決済するべきなのです。

mini1枚当たりの余力は、人それぞれ資金の管理方法によって違います。約100万円程度の資金があればmini3~4枚程度が限界でしょう。それ以上増やすと危険です。

それ以下に減らすと逆に相場に対する感覚が鈍くなる可能性もあります。時には臆病なトレードも必要ですが、勢いに任せてトレードすることも必要なのです。

建玉の量を増やすとき

資金100万円に対して余力を考えるのであればmini3~4枚程度が限界です。なのでlarge1枚を取引するのであれば、約300万円程度の資金が必要になってくるでしょう。

そして、1000万円程度の資金を運用するまではminiからエントリーしても良いでしょう。mini30~40枚程度ならば、よほどの停滞相場にならないかぎり一括で約定することができます。

そして建玉の量を増やすタイミングは資金が2倍に増えた時が理想です。それまでルールブックに従いながらチャートの流れや特徴を捉える訓練をします。

正しいトレード方法を身につけていれば右肩上がりに収益が伸びるはずなんです。その為にはある程度の時間が必要になります。

短期的に収益が伸びる時もあれば、長期的にゆっくりと収益が成長していくこともあります。それは、その時の相場状況やチャートによっても違ってきます。

さらに、政治的な問題や経済的な問題によっても出来高の量が変化していきます。

全てはエントリー前に準備する

エントリーする前に利食いの位置と損切りの位置を決めます。決めた価格に対して、同時に約定注文を出します。

つまりエントリー前に設定したシナリオは、その通りに実行することが大切なのです。そうでなければ戦術や戦略を練った意味がありません。

ましてやエントリーしたあとでは心理的な要因が深く関わってきますから、判断状況が正気ではなくなる時があります。うかつに恐怖体験をしてしまうとトラウマになってしまい兼ねないのです。

今後トレーダーとして活動していくのであれば、エントリー前の準備には細心の注意を払いましょう。

注文のあとはチャートを見なくても良い

これは極端な言い方になってしまうかもしれないが、エントリーが約定すると同時に、利食いと損切りを設定すればそのあとの価格を負う必要がなくなります。

つまりチャートを見なくても結果さえ待っていれば良いわけです。初心者トレーダーの頃は、どうしても長い間チャートを眺めてしまいがちです。それは精神衛生的にも良くないです。

チャートをじっくり眺める場合は、ノーポジションの状態で戦略を練っている時だけ良いのです。

ホールドしている最中はオートメーションで進行すれば良いわけです。価格が動いている途中で変更するようでは戦略を練った意味がなくなってしまいます。

ましてや相場の値動きに魅了され過ぎているのでしょう。個人投資家ではどうする事も出来ない状況は必ず訪れることを認識して素直に受け入れましょう。