手仕舞いをする時の価格設定はどのような基準でするのが理想なのか?

日経225先物投資 心得08

どのような価格で決済するのかを決めるのは建玉を持つ前に設定するべきであることを説明しました。

エントリー後は、なるべくストレスなく実行していきたいので、あらかじめ設定した価格で売買するという裁量的システムトレードを採用すると良いでしょう。

・現在の価格から利食いの位置を決定する
・現在の価格から損切りの位置を決定する
・現在の価格から停滞したときは撤退する

上記の設定を行うだけでもエントリー後の不安は軽減されるでしょう。あとはどれだけホールドするのかという時間軸も考えていかなければなりません。

仕掛けのタイミングだけ検討する

相場に上手く乗れるかどうかは、エントリーする仕掛けのタイミング次第です。つまりスタートさえ、つまづかなければ相場の波に順調についていけるでしょう。

そして相場の波に乗っかってしまうと、1分後がどうなるかなんて分かりません。想像もつかない出来事が起こるかもしれませんし、何も起こらないかもしれません。

つねに不安や恐怖に駆られながらホールドしているとすぐに決済してしまうことだってあるでしょう。外国人投資家の脅し方というのは半端なく恐ろしいですからね。

相場でコントローすることができるのは、エントリーする時のタイミングくらいです。この瞬間を大切にしていきましょう。

25日移動平均線を使って手仕舞いするとどうなるか

テクニカル分析で最も利用されているのが25日移動平均線でしょう。常にチャートと5日移動平均線と25日移動平均線を表示している個人投資家も多いでしょう。

それだけ注目された指標なんですね。そしてゴールデンクロスとデットクロスというのをまず最初に学んだのではないでしょうか?

・5MAが25MAを上抜けたゴールデンクロス 買い
・5MAが25MAを下抜けたデットクロス   売り

日足チャートを見たときに定番とするトレード手法になりますが、この現象が起こるのは年に何回程度あるでしょうか?

実際は何度も起こるような出来事ではないのです。これを待っていては、いつまで経ってもトレードスキルが向上されません。

逆に保ち合い相場や停滞が長く続くようなチャートの場合は、頻繁にサインが出ます。つまりあまり機能しなくなるという事ですね。

ボリンジャーバンドを使ってトレードするとどうなるか

次にメジャーなテクニカル分析としてボリンジャーバンドというのがあります。FXやオシレーター系として利用している方も多いでしょう。

とても使いやすい指標になりますから人気があるわけです。価格が安定していたり停滞している時には綺麗なシグナルサインを出してくれる時もあります。

しかし相場が乱れている時には通用しない事が多いのです。どちらか一方的に変動した場合に+2σや-2σから、ずっとはみ出したままで元に戻らないことがあります。

価格がブレている為に機能性を失っているのです。テクニカル指標にはこのようなデメリットがあることも忘れてはいけません。あくまで参考程度に使用しましょう。

分かりやすい位置に損切りラインを設定しない

損切りラインを設定する時は分かりやすい位置に置いてはいけません。例えば抵抗線や支持線などの位置は誰もが狙っているラインなのです。

注目されているラインというのは圧力によって、その価格に到達する可能性が高いわけです。そんな位置に設定するのは初心者の個人投資家に多いのです。

それは仕方ありません。なぜなら最初の頃は誰でも投資の教科書を読んで学ぶわけです。そこにしっかりと書いてあるのです。

明確な抵抗線や支持線があるところまで到達してきたら売りましょう!教科書どおりに実行してしまうと失敗するケースが多いと気付くまでには、ある程度の経験と時間が必要でしょう。

価格のダマシに巻き込まれない為にも、エントリーラインから考えて予測できない位置に損切りラインを置くと良いでしょう。

利食いラインに自信を持つ

利食いラインが決まったらその価格に対して自信を含ませる事が大切です。もしも不安ばかり考えていてコントロールができていない状態であればすぐに決済してしまうからです。

せっかく含み益になっているのにもかかわらず、心理的に落ち着かないようであれば早めに決済してしまうケースは良くあります。
・利益確定ラインに到達するまえにプライスカットしてしまう
・損切りラインにきても一向にロスカットしない

これでは資金がいくらあっても足りません。結果的に長期的に収益を向上することなど不可能ですね。

日経225先物において上昇した価格というのは一方通行に変動することが多いのです。逆のパターンとして下落した価格というのも一方的に変動することがあります。

1度設定したら価格が停滞しない限りは決済の位置を下げてはいけません。そして損切りラインの位置も下げてはいけません。

責任を負わないこと

トレードに失敗してしまうと責任感の強い個人投資家は反省ばかりしてしまいます。もちろんスキルを向上するためにミスをしない事は大切です。

でも相場の価格というのは自分が想像した以上に変則的な動きをするものです。それについて行けないのは当たり前のことです。

自分がエントリーする位置から相場の波にうまく乗れれば利益を追求する事は出来ますが、相場が傷んでいる状況に参加したとしても納得のいくような利益が得られないことだってあります。

常に完璧なトレードができれば、どんなに気持ちの良いことでしょうか?でも実際は不規則な動きについて行くのがやっとで、モヤモヤしながらトレードするわけです。

価格を設定することで納得させる

将来の価格がいくらになっているのかを推測しながらトレードするわけですから、何度か失敗したって構わないでしょう。そのために損切りラインという切り札を設定しているのですから。

もっと自信をもってエントリーしましょう。逆に自信を失っているような状態では、簡単に相場から弾かれてしまいます。自分が納得した価格設定することができれば、何度も修正したりはしないはずです。