1年間チャートを監視すればトレード上達することが出来る

それにしても、何故トレードというのは難しいのでしょうか。一見すると「買い」なのか「売り」なのか。という、選択肢だけかもしれませんが、新規建玉の位置が間違ってしまえば、切ら「損切り」されてしまう。

なので、新規建玉の進行方向が、結果的に正解だったとしても、トレードする時間軸や資金余力が適正でなければ、損失になってしまう事だってあるという事なのです。

そんなときは、トレードせずに「見送り」という選択肢もあります。何もしないで、チャートを眺めたり、自分が得意とするパターンが来るまで、辛抱強く待ち構えるという姿勢です。

しかし、余りにも、トレードに集中し過ぎたり、目先ばかりの利益が先行してしまうと、気持ちに焦りや過熱感が出てしまうのです。よって、本来ならば、トレードする場面ではないのにも関わらず、新規建玉の回数を増やしてしまう。つまり、過剰トレードになってしまうのです。

もしも、そうなった場合、なかなか抜け出すことが出来なくなってしまいます。そして、トレード手法というのは、一貫性を貫かなければならないのですが、習慣とは違います。

習慣というのは日常的な出来事で繰り返される行為です

やや、抽象的な説明になります。普段の生活習慣においては、同じようなパターンを繰り返しながら生活しているのです。

例えば、毎朝の起床時間帯。朝食の時間帯、出勤時間帯など。お昼の休憩時間帯、退社の時間帯。そこから、家に帰ったり、友人と合流したり、趣味の時間に費やしたりなど。

日々の生活リズムにおいては、自然に1日の流れに対して一貫性があるのです。それは、自分自身が、普段から培っている習慣性から来ているのでしょう。

しかし、「習慣」という行為は、トレードおいて当てはめにくいのです。何故ならば、チャートというのは、日々変動しています。

その時に、毎回、同じような時間帯に、新規建玉エントリーするわけではありません。今日は、東京セッションの午前中にエントリーしたとしても、明日は、ニューヨークセッションの夜中過ぎにエントリーするかも知れません。

毎回、同じ時間帯で仕掛けようと考えてしまうと、難しい局面の時でさえ、トレードに挑戦しなければならないのです。そして、「デイトレードは難しい」というのは、そのことを指しています。

不安な気持ちを抱えながらトレードしなけばならない

投資家ならば、チャートの右端に立って、新規エントリーしなければなりません。つまり、ここから、未来価格がどうなっていくのか。誰であっても、わからない状態の中で、エントリーしなければならないのです。

なので、心理的な耐久性に自信がなければ、エントリー後に「含み損」なってしまえば、落ち込んでしまい、「含み利益」なれば、気持ちが晴れる。

毎回、価格の値動きに一喜一憂してしまったら、いつになっても、トレード上達することが出来ません。というよりも、慣れることよりも、自制心を受け入れることが大切です。

さらに、不安要素を消去しようと努力するほど、余計にハマってしまう。というのが、トレードの世界でもあります。

トレードから発生する心理的な影響に対して慣れる行為。その事よりも、どのような状況になったとしても、正面から不安要素を受け入れる努力。これが大切であるという事です。

チャートを見続けるとパターンが理解できるようになる

価格というのは、様々な要素が混ぜ合わさって出来上がっているのです。そのために、過去のチャートに対して、バックテストや検証を繰り返したりします。

さらに、日々の研究の成果によって、チャートの先読みができるようになるという事です。ならば、どれくらいチャートを見続ければよいのか。当然ながら、個人によって、上達の早さはちがいます。

ただし、最低限チャートを監視する期間というのは設けなければなりません。やはり、本心からトレード上達したいとかんがえているのであれば、1年間はチャートの監視を続けなければならないでしょう。

まずは、1月、2月、3月、4月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月です。そこから、春、夏、秋、冬に分けて分析する。そして、1年間の全体的な背景を吸収します。

ちなみに、ずっとチャートを監視する。という意味ではなく、ある程度の時間帯に、価格をチャックするだけでも良いです。そして、東京セッション・ロンドンセッション・ニューヨークセッションの時間帯。

この3つに分けて、チャートの値動きを記録するとよいかもしれません。証券会社のチャートをキャプチャーして保存したり、エクセルCSVデータで保存する事もできます。↓↓

※証券会社のチャートをキャプチャーした場合↓↓

※エクセルCSVデータで保存した場合↓↓

チャートの値動きを頭にインプット記憶する

そして、保存しておいた過去のチャートを使って、独自に研究を重ねて行けばよいのであります。

・なぜあの時に価格が激しく変動したのか

・なぜあの時に高値圏から折り返して「天井」をつけたのか

・なぜあの時に安値圏から反発して「底値」をつけたのか

・ずっと価格が停滞している理由は何なのか

とにかく、何故?なぜ?という部分。これを、徹底的に解決していくのが、検証と研究の未知なのであります。とても、地味で時間と労力もかかります。しかし、トレードの実力をつけるためには、とても、有効的な手段であります。そして、この記録を1年間行ってみて下さい。

1日、少しでも、検証や研究の時間に費やす。すると、1年後の努力。これが、開花するときが来るのです。実践して、トレードだけでも良いのですが、その裏付けとして、チャートを復習する事が、どれだけトレードスキルを向上できる方法なのか。理解しておくとよいでしょう。

日経225先物の戦略において、少しでもスキルアップできることを願っております。日経225先物「UTA」より。