米国市場は株高でも日本市場は上昇するとは限らない

現在、NYダウ平均株価において、連日で史上最高値を更新しています。このまま、26000ドルに迫るような勢いです。そして、ナスダック総合株価指数においても、7000ドルの大台を超えております。

とにかく、米国市場においては堅調に推移しているという事なのでしょう。個別銘柄においても、Google、ナイキ、アマゾン、インテル、マイクロソフトなど。とにかく、誰もが知っている企業の米国株価は好調なのです。

そんな中で、日本の株式市場においても、株高を記録しています。ただし、米国市場よりも、かなり弱含みの相場状況であります。日本の大型株に関して、企業業績は順調に伸びています。にもかかわらず、株価は伸び悩んでいるという印象です。

日経平均株価は、25000円を越えてもおかしくないような状態。それどころか、265000円以上の評価をされている証券会社もあります。だからと言って、先急ぐような状態ではないという事なのでしょうか。

先物主導で上昇することが必要である

確かに、米国市場は堅調であります。だからと言って、日本市場も釣られて行くとは限らないという事なのでしょう。恐らく、時期的な問題と、時間軸の問題なども考えられます。

そして、現在は評価されなかったとしても、いづれ外国人投資家たちが、日本株に再注目した場合。「出遅れ感」といったところで上昇していく可能性もあります。そうなった場合、日経平均株価は、24000円超えが射程圏内となってくるのでしょう。

つまり、先物主導で上昇しない限りは、24000円越えは難しいという事なのでしょう。09日(火)・日経225先物の価格は、24000円をタッチする場面がありました。

そこから、1週間が経過しております。さらに時間が経過すればするほど、上昇のきっかけを失ってしまい、一旦は下落する「売りバイアス」が強くなってしまいます。

そうなってしまうと、米国市場が堅調であるのに、日本市場は軟調になってしまう。なんてことも、起こり得るでしょう。とにかく、日本市場においては、外部的な要因が大きく影響されるようなマーケットであるという事です。

例えば、為替ドルに関しても、原油価格に関しても、米国市場にも影響を受けます。ネガティブな要因があると、真っ先に下落するのは日本のマーケットです。

そして、ポジティブな要因があっても、出遅れながら上昇するのは日本のマーケットです。とにかく、慎重であり「石橋を叩いて渡れ」という言葉が、まさに当てはまるようなスタイルなのであります。

いづれ日本の市場は期待される可能性もある

米国市場は、史上最高値を更新し続けても、日本の市場は上昇するとは限らないのです。そして、日本の大企業の業績が好調であったとしても、外国人投資家たちの「見直し」が入らないと、本格的な上昇は期待薄となってしまいます。

ただし、悲観的になる必要はないでしょう。2018年から、日経平均株価は23000円を超えて行きました。そこから、下落することなく高値圏をキープしております。

そして、日銀による、年間6兆円規模で行っている指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れ。この仕組みが継続する限りは、大幅に下落する可能性は低いという事でもあります。

とにかく、短期的な下落「1000円~1500円程度」はあったとしても、2018年の1年間という期間で考えれば、そんな悲観的にマーケットを捉えなくても良いかも知れません。