あの時「売買すればよかった」と後悔するのは過去のチャートを見ているからである

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日経225先物の取引において、もしも、あの時「買い」建玉を入れていたならば、どれだけの利益を追求することができたであろう。とか、「売り」建玉を入れていたならば、どれだけの利益確定が含まれていたであろう。とか、考えてしまう事は良くあります。

何故ならば、それは過去のチャートを見ているからであります。つまり、過去チャートと現在の価格を照らし合わせて、単なる答え合わせをしているだけなのです。

チャートの左側を見ているのであれば、誰であっても答えが出ているので、儲けた気分になります。つまり、あの時の底値で買って天井で売れば、○○万円儲かったとか。思い出話に花が咲くことでしょう。

しかし、個人投資家というのは、つねにチャートの右端に立って、新規建玉の売買エントリーを考えなければなりません。つまり、新規エントリーした時点では、上昇するのか下落するのか。まったく分からない状態で、投資に望まなければならないという事なのであります。

つねに、「不安」・「焦燥感」・「恐怖」など。負の心理的な影響を受けながら、投資のマーケットに参加しなければならないのであります。

なので、メディアやTV、新聞などの情報に対して、影響を受けやすいタイプの場合は、相場の雰囲気に呑まれてしまい、「独自のトレード方法」が崩されてしまう可能性もあります。

チャートの左側の部分は答え合わせである

当然の事ながら、過去のチャートを振り返る事は大切であります。なぜ、NYダウ平均が堅調であるのにもかかわらず、日経225先物の価格は上昇しないのか。とか、為替ドル/円が円安方向へ進んでいるのにも関わらず、日経225先物の価格は上昇しないのは何故か。

それは、チャートの左側の検証をすれば、答え合わせができるのです。適正価格というのは、すべてローソク足&チャートに現れていると考えています。

確かに、テクニカル分析として「移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、RSI、スローストキャスティクス」など。テクニカル指標を使用して、価格を分析することは大切であります。

しかし、テクニカル分析至上主義になってしまうと、価格の値動きについて行けないのが現状であります。テクニカル分析だけで、未来の価格を推測することは難しいということです。あくまで答え合わせの領域としての補足でしかありません。

それでも、過去のチャートにおいて、データの検証や研究を繰り返すことは大切であります。ただし、それなりの時間と労力が必要になることは必然でしょう。それでも、時間をかけながら、過去の値動きがどうなったのか。過去の値動きを頭の中に記憶する事は大切であります。

そして、とても辛抱強く、忍耐をもって検証する必要があります。すると、価格というのは、過去に似たような値動きや上下の変動をすることがある。そのことに気がつくのかも知れません。

もしも、過去のデータが記憶に残っていれば、あの時と同じような値動きになっていると気がつきます。そこから、チャートの右端に立って、価格を推測していくのであります。

そうすると、意外にも簡単に、利益を向上することができる場面に遭遇する事できるのです。過去のデータと未来の価格の照らし合わせ作業をするだけでも、相当に利益を積み重ねられることが体感できるのであります。

結果は最後までわからない

新規建玉をエントリーする場合は、つねにチャートの右端に立ってエントリーする。つまり、未知の価格に対して投資をするわけです。だから、結果というのは最後まで分かりません。

もしも、新規建玉「買い」に絞った場合、下落したらどうしようと考えるはずです。逆に「売り」に絞った場合、価格が踏みあげられて上昇したらどうしようと考えたりします。

そのように、不安要素を抱えながら売買するのが投資というモノです。だから、投資=心理的な部分と深い関係性がある。というのは、そのようなことを指しているのであります。

それでも、投資に向き合う姿勢があるのであれば、とことん追求していくことも悪くないんじゃないでしょうか。日経225先物というのは、真剣に向かうだけの魅力と価値があると思っております。