異常な頻度で「レンジブレイク」が発生するのは相場トレンドが強い証拠である

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相場というのは、常に変動し続けているのであります。そして、外部の影響を受けながら、何らかの要因によって動いています。

単純に考えれば、ポジティブな要因が重なれば、価格は上昇し続けることでしょう。逆に、ネガティブな要因が重なれば、価格は下落し続けるのであります。

しかし、どこかの場面において、価格というのは一旦調整する時期を迎えなければなりません。そうでなければ、価格は、永久に一方向に進むことになるからです。

だから、だいたいの時期において、持ち合い相場が継続する事になります。そして、時には上昇トレンド&下落トレンドを形成して、新しい時期を迎えていくのです。

もしも、上昇&下落トレンドが発生した場合は、相当な出来高量と一方向へ進むためのボリュームの強さ。それらが必要であるという事です。

そうなった場合は、滅多に出現しないであろう価格のブレイクアウト&ブレイクダウンが、高確率の頻度によって、発生するという事なのであります。

持ち合い相場が終焉を迎えてレンジブレイクする

価格というのは、ほとんどの時期において拮抗し合っているわけです。つまり、持ち合い相場が、長い期間において、何度となく発生するということです。

上昇すると思わせながら価格を押し戻していく。下落すると思わせながら価格帯を反発させる。それらを繰り返し、ある一定のレンジ内にて変動する期間が継続するという事です。

それは、数日間である時期もあります。もしくは、長い時期においては、数か月に渡って持ち合い相場が継続する時期もあるという事です。

そして、やがて価格というのは、新しい価格を生み出していくのであります。それが、レンジブレイクの発生という事であります。

もしも、持ち合いレンジ内の抵抗線or支持線辺り。この価格帯で異常な出来高が伴えば、価格が一気に変動するチャンスに巡り合えます。

・抵抗線辺りで「買い」出来高ボリュームが発生する ⇒ブレイクアウトになる

・支持線辺りで「売り」出来高ボリュームが発生する ⇒ブレイクダウンになる

ただし、通常は持ち合い相場が継続する場合が多いのです。その中で、価格帯を密集させてエネルギーとして蓄えているのであります。

なので、本当のレンジブレイクが発生した時は、相当のエネルギーを発散させて動いていくという事なのであります。

一向にレンジブレイクしない場合は価格のギャップが発生する

外国人投資家でさえブレイクアウトさせるのには、相当の建玉の量が必要であることを熟知しているでしょう。それは、チャートを見れば一目瞭然であります。

ならば違った型で相場を動かしていく。それが、価格のギャップ差によるブレイクアウトです。つまり、日経225先物の価格以外によって、価格を吊り上げ&吊り下げるという事です。

投資のマーケットというのは、米国市場が中心となって動いているわけです。主要な指数とい言えば、NYダウ平均株価であります。

外国為替取引ならば、為替ドル/円が有名であります。それらの指数というのは、日経225先物の指数に、とても大きな影響を与えるのであります。

なので、営業時間外において、米国市場が変動する。もしくは、為替ドル/円が大幅に、円安or円高方向へ進んでいく。そうなった場合は、日中セッションor夜間セッションの寄付き価格。

これらの場面にて、ギャップアップorギャップダウンが発生するのであります。この出現が、ちょうど抵抗線or支持線辺りで発生すれば、レンジブレイクするという事なのであります。

レンジブレイクが発生した場合は逆らわない事が大切である

ブレイクアウトには、「ダマし」という事も考えられます。つまり、上昇すると見せかけてブレイクアウトが発生する。しかし、出来高ボリュームが伴っていないので、やがて持ち合い相場の価格帯に戻ってしまう。

逆に、下落すると見せかけてブレイクダウンが発生する。しかし、思いのほか売り圧力が弱くて、価格は反発していく。これらは、良くあるパターンでもあります。

ただし、毎回このような目線で価格を捉えてしまうと、一体どうなるでしょうか?常に天井or大底を当てようとするようになってしまうのです。

つまり、相場の波に逆らった捉え方や目線として見るようになる。そうなると、上昇トレンドが発生しているのにもかかわらず、「売り」目線で仕掛けてしまう。

逆に、下落トレンドが発生しているのにも関わらず、「買い」目線で仕掛けてしまう。というような、悪循環の波に呑まれてしまう可能性があるので注意が必要です。

それでもいつか価格のトレンドは終焉を迎える

そうであっても、価格というのは、いつか、何処かの場面でストップするわけです。そこで持ち合い相場に変わっていきます。そして、やがて転換期を迎えて折り返していくのです。

そのような時期が、いつになるのかは分かりません。ただし、価格というのは、われわれ個人投資家の建玉量では、動かすことが出来ない程度の、大きなマーケットなのです。

売買で迷ったときは、いったん落ち着かせてノーポジションのまま観察する。そして、広い視点でチャートを観察したりすることもお勧めしています。休むことだって、相場の一貫なのであります。