証券アナリストや経済ジャーナリストの分析は秀逸であるけど、トレード実践としては参考にならない

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将来の相場の方向性だったり、未来の価格がどのようになるのか?そして、これからどのような相場変動になっていくのか?など。マーケットの分析を考えるときに、専門家の意見を取り入れたりします。

その時に、とても参考になるのが、証券アナリスト、経済アナリスト。そして、評論家や専門家たちのコメントであります。彼らの経歴や分析力は、とても秀逸であります。

なぜならば、超難関の有名大学を卒業して、有名な証券会社や外資系のヘッジファンドに精通し、その後は実力を駆使し、独立を兼ねて、相場の分析の専門家となるのであります。

当然の事ながら、彼らの分析や将来の価格に対しての変動を推測する内容など。とても詳細であり、その内容には、非常に説得力があります。

なので、その意見を基にして、日経225先物を売買すれば儲かるのではないのか?素直に、そう考えるようになります。そして、実行したところ、実際のトレード成績はどうだったでしょうか?

教科書通りのトレード方法は通用しない

実際に、証券アナリストの専門家たちの意見というのは、正論なので理解しやすいのです。25日移動平均線がゴールデンクロスしたから、上昇局面であるとか。逆に、25日移動平均線がデットクロスしたから、下落局面であるとか。

重要な指標の結果が良い数字であれば、景気回復して株価は上昇する。悪い数字であれば、経済に支障を与えて、株価は下落する。

どちらかといえば、素直に「順張り」的なイメージを捉えて、分析しているのでしょう。そのために、様々なテクニカル分析やファンダメンタルズ分析などを駆使して、解説してくれるのであります。

実際の分析とは異なることもある

しかし、実際に価格の変動を、予想できた証券アナリストや経済ストラテジストなど。いったい、何人くらい、いらっしゃるのでしょうか?過去を振り返ってみて下さい。

2016年6月24日、イギリスが国民投票によってEU離脱が決定しました。その時、専門家たちは、「リーマンショックの再来である」とか、「欧州経済の崩壊を意味する」など。

ほとんどの、専門家たちが大幅な下落を予想したのであります。

2016年11月8日、米国の大統領がトランプ氏に決定しました。その時、専門家たちは、「米国経済の崩壊である」とか、「トランプ経済など信用ならない」など。

ここでも、専門家たちは秀逸な分析を駆使して、株価の下落を予想したのであります。

でも、実際はどうだったでしょうか?あれから価格は一向に下落することもなく、むしろ、あの時期が底値となって、急反発していったのであります。

そして、現状の米国経済においては、ダウ平均株価が史上最高値を更新して行きました。現状も、軒並みに好景気に見舞われております。

つまり、メディアやTV、新聞などの情報を鵜呑みにしてしまうと、一向に収益が改善されないパターンに陥るのかもしれません。

確かに、彼らは分析のプロフェッショナルです。しかし、投資のプロフェッショナルではない。という事も、しっかりと理解しなければならないでしょう。

投資のプロというのは、現状では表立って存在することはないでしょう。なぜならば、有益な投資情報の共有であったり、環境など。一般の投資家には出回らないような分析方法を駆使しているからです。それが、外国人投資家であったり、中央銀行などのヘッジファンドのディーラーの存在ということであります。

現実的なトレード上達を考える

もしも、これから収益を向上させるのであれば、チャート分析は欠かせないでしょう。そして、1本毎に分かれているローソク足の分析も欠かせません。あとは、出来高ボリュームにも注目するべでしょう。

最終的に、チャートだけを分析して、価格を推測できるようになれば、日経225先物のトレード領域としては、問題はないでしょう。そこまでに到達するまでには、ある程度の時間と労力は必須であります。

それでも、投資の世界に魅了されたのであれば、とことん追求してみてはいかがでしょうか。そこから、わずかでも相場を推測できるようになれば、あとは積み重ねて行けば良いだけです。