日足チャートのローソク足(大陽線)は安値圏で出現すれば底値の判断材料になり上昇する可能性が充分にある

ローソク足の説明画像

日経225の先物において、株価が上昇するのか?下落するのか?を判断するときに、日足チャートなどを使って判断することが多いでしょう。

つまり、ローソク足を基準にして売買をしている個人投資家は、大勢いるのではないのでしょうか。今回は、大陽線について解説していきたいと思います。

それは、安値圏で出現した場合に上昇していく可能性があるシグナルにもなります。もしくは、保ち合い相場の上限から出現した場合も、上昇していく可能性があるシグナルでもあります。以下のチャートをご覧ください。

日足・大陽線

日足チャートから大陽線を確認した後にエントリーする

上記は、日足チャート2016年(1月~6月)になります。①~⑦までの赤い枠線は、すべて大陽線が出現したパターンです。それを確認してからエントリーしたとしても、500円~1000円近い収益を上げる事に成功しています(①を除く)。

そして、もっとも高確率で収益を上げることができるのは、安値圏で大陽線が出現した場合です。ただし、現在の位置が安値圏なのかどうかも判断しなければなりません。

それは、単純に考えて大幅に下落した位置を安値圏と判断するべきです。現在の位置が、安値圏だったと判断できるのは、後からしか解りません。

相場は未来を推測してエントリーしなければならないのです。ある程度、高値圏から大幅に下落した位置が、安値圏だと判断しなければキリがありません。

ただしそこを、もっと明確にしたい場合のシグナルがあります。それが【大陰線+大陽線】出現です。

大陰線のあとに、大陽線が出現した場合に底値を打つ可能性が高いです。もしも、それが確認出来た場合は、エントリーしてもリスクが低く収益が高く見込める場合が多いです。

細かく大陽線のローソク足を分析してみる

日足・大陽線

それでは、①~⑦の大陽線の特徴をまとめてみましょう。

①下落トレンド中に大陰線+大陽線が出現。しかし、さらなる下落によって大陽線を大幅に下回りエントリー失敗。下落トレンドが発生している間は、単なる戻りの材料になる可能性もあるという事を覚えておいてください。

②下落トレンドが終焉しようとしている。大陰線+大陽線が出現。この時、大陽線の幅は1000円近いです。それにもかかわらず、確認のあとにエントリーしたとしても1000円近く収益を上げられています。①の失敗後にリトライしてエントリーする判断ができたかどうか?

③下落トレンドが終焉しようとしている。大陰線+大陽線が出現。②と同じような出現パターンです。つまり日足チャートというのは、同じ出来事は繰り返し行われるという事です。相場は上昇するか?下落するか?保ち合いなのか?だけです。

④保ち合い相場の上限を超えて大陽線が出現。高値圏を警戒するべき場面であるにも関わらず、このあとにエントリーしたとしても、500円以上の利益が出ています。ただし、保ち合い相場の上抜けはすぐに返されて下落トレンドに転換するケースも多いので注意が必要です。

⑤底値を固めてから大陽線が出現。ここから確認してエントリーしたとしても1500円近い利益が出ています。底値を確認して、更に大陽線の出現をしたあとに、エントリーしたとしても、遅くはないという事が理解できるはずです。

⑥底値を確認してから大陽線が出現。その後は保ち合い相場になってから、更に上抜けしました。ちなみに底値+大陽線から保ち合い相場に切り替わると、その後は、上値を切り上げて上昇する可能性が高いです。

⑦下落トレンド中に大陰線+大陽線が出現。一旦は戻しの可能性もありましたが、大陽線を確認した後にエントリーしても500円の利益が見込めた場面です。

まとめ

日足チャートの大陽線というのは、相場の状況を大きく転換させる働きを持っています。それほどインパクトが大きいローソク足なのです。

底値を確認した後にエントリーするのは、一見すると遅いように思えます。しかし、底値というのは、結果的に過去のチャートからしか判断できません。

それを先読みして早めに買い建玉をホールドしたとしても、損切りに苦労させられるので注意です。相場は落ちついて観察する事をこころがけます。

そして大陽線が出現した場合、それなりの建玉と勢いが集約されたローソク足になりますから、確認できたあとからエントリーしても決して遅くはありません。