日経225先物においてトレードの群集心理を考えることによってポジションを調整するべきである

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指数先物において価格というのは誰が決めているのでしょうか?それは、間違いなく市場参加者なのであります。それでは、誰が仕掛けをしているのでしょうか?

それは、外国人投資家たちや大手ヘッジファンドのディーラー達なのであります。彼らは、建玉の量や仕掛けるタイミングが絶妙なのであります。

つねに相場の至る所で顔を出しては、利益を獲得していくプロ集団なのであります。もしも、この相場の雰囲気に逆らってしまうと、取り返しのつかない状態に陥ってしまう事でしょう。

ある証券会社によると、毎月数千~数万人単位で、新規口座が開設されているそうです。つまり、その分だけ新たな個人投資家が誕生しているという事なのですね。

そして、個人投資家というのは、いつも劣勢に立たされてしまうのであります。おそらく数的に有利であるのにも関わらず、どうして少数派の外国人投資家には勝てないのでしょうか?

それは、マーケットの情報に影響されている為なのでしょう。つまり、群集心理について行ってしまうと、ほとんどの場合は、儲ける事ができないような仕組みになっているという事です。

メディア、新聞などの情報は大勢の心理を動かす原因になる

1つ考えられることとしては、テレビやニュースなどの経済・政治的などから情報を取り入れて、指数先物を売買している場合は、注意が必要であります。

たしかに、それらの情報発信はとても正確であり、効果的であることは間違いありません。時には、専門ジャーナリストや経済ストラテジストなどがコメントするので、内容に説得力があるのです。

しかし、彼らは指数先物を売買してはいないでしょう。しかも、マーケットの中心人物ではないという事です。あくまでも分析の専門家なのであります。

そして、つねに結果論として意見をまとめていますので、それを鵜呑みにして売買してしまうことは、周回遅れになってしまうという事なのです。

なので、気づいた時には、相場の波に乗り遅れているという事であります。2016年6月24日(金)、イギリスがEU離脱したあとの、指数先物の価格推移を考えてみてください。

あの時の、メディアやニュースの捉え方は、とても悲惨な情報ばかりでした。「リーマンショックの再来である」とか、「日経平均株価は1万円に向かうだろう」とか。

そして、現在の価格はどうでしょうか?それが答えであります。つねにネガティブな意見や、群集心理を動かすような説得力のある意見というのは、受け入れやすいという事であります。

少数派の意見は通らないけど儲けているのは彼らである

もしも、EU離脱後に「株価は上昇する!」なんて発言した場合は、一体何を考えているのか?なんて思われたかもしれません。

つまり、少数で考えられる意見というのは、いつも通らないのがセオリーなのです。マーケットで採用されるのは、大勢の意見だけであり、その勢いが価格の傾斜を作り上げていくのです。

そんな状況に置かれながら、あの時に、チャンスだと考えて「買い」建玉のポジションを取れた方は、どれだけいたのでしょうか?

おそらく、ごくわずかな少数投資家と、ほとんどの外国人投資家たちは「買い」仕掛けで待っていたのでしょう。そして、あの場面で儲けられたのは、彼らたちなのであります。それは、チャートを見れば一目瞭然です。

しかし、時々は大衆心理に呑まれることも大切なのですが、つねに疑いをもって行動することが大切であります。心理的にトレードするとはそういう事なのです。