過去に自分が建てたポジションを【抵抗線】&【支持線】にしてしまう理由

nikkei225img-50

自分が新規建玉を建てた位置というのは、それなりの戦略や計画を立ててから、エントリーしたはずです。なので、自信をもって相場に望んだことは、間違いありません。

しかし、価格というのは日々変動し続けているわけです。なので、どんなに完璧なトレードを目指しているとしても、間違ったポジションであった場合は、損切りしなければなりません。

もしも、V字回復を期待したり、都合の良い様にロスカットラインを変更してしまうと、最悪の結末にも、なり兼ねないのでしょう。

そして、自分が建てたポジションに対して、あまりにも思い入れが強くなってしまうと、その位置ばかりが気になってしまう事があります。

つまり、過去の自分のラインを、勝手に「抵抗線」や「支持線」にしてしまうという事です。こうなってしまうと、相場を予想する事が、とても難しくなってしまう可能性があります。

自分の建てたポジションはマーケットには関係が無い

指数先物というのは、外国人投資家たちが主導で動いているのであります。その動きに釣られて、個人投資家が動き出すのです。その関係性や縮図は、今後も変わらないでしょう。

そして、外国人投資家たちは、彼らなりの「売買手法」なるものを持っているのです。投資環境だったり、投資戦略チームを確立したりしています。

とにかく、ゴールドマンサックス証券や、クレディスイス証券の先物ディーラーなど。我々とは比べ物にならない程、別格のトレード領域に達しているという事です。

彼らにとっても、明確なラインを確立して売買しているわけです。日足チャートを見ると、ある一定の位置から「買い」が繰り返されたり、「売り」が繰り返されたりしているのが理解できます。

そして、その大きな価格の変動に対して、自分が建てたポジションなどは、何の影響力もないという事であります。

にもかかわらず、自分自身の位置を過信し過ぎたり、愛着が湧いてしまうと、過去に執着してしまいます。こうなってしまうと、トレードが複雑になってしまうのです。

自分で難しいトレードにしてしまう

指数先物の世界というのは、ただでさえ難しいマーケットなのであります。これから、価格がどのように動いて行くのか?という、未来の出来事を予測しなければなりません。

例えば、トレードで失敗した後の対処法なのですが、大抵は損切りしたあとには、後悔の念が残ってしまいます。一番冷静ではいられない心理状態になっているのです。

その時に、損失を取り返そうと「途転」ドテンしたり、ナンピンしたり余計なことを考えてしまいがちです。

そして、すぐに再エントリーしてしまうのです。結果的に、自分が間違っていたポジションを訂正することなく、すぐに同じ辺りにポジションを置こうと考えてしまうのです。

そんなことをしてしまえば、いつになってもトレード技術なんて向上しません。結果的に、損失ばかりが増えて、資金が減っていくことにもなり兼ねません。

過去に執着しないために小休止する

トレードのチャンスなんて滅多に起こるわけではありません。もしも、自分のポジションを損切りしたあとに、すぐにエントリーしてしまうと、二重に損失になってしまう可能性が高いという事です。

一旦手仕舞いしたのであれば、どこが悪かったのか?冷静に考える時間が必要なのです。それは、数十分や数時間では足りないでしょう。

まずは、落ち着いてリセットできるようになるまでは、改めてマーケットの外に出て見守る時間帯が必要なのであります。

指数先物のマーケットは、明日も明後日も、そして、数か月後も数年後もやっているわけです。長期的にトレードを考えた場合に、短期的な感情で動くというのは、いかがなモノでしょうか?