なぜ寄り付き【始値】でエントリーするのか?・長期的には儲からないと考えている理由

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指数先物において、東京セッションの寄付き「始値」はいくらになるのか?どのように変動していくのか?というのは気になります。

その価格は、個人投資家だけではなく、すべての投資家が注目しているのであります。もしも、始値でエントリーして、自分が理想としている価格へ進んだ場合は、どんなに気持ちの良いことでしょうか?

午前08時45分に新規建玉を建てて、相場の様子をじっくりと見る事ができれば、幸先が良くて、とても楽観的な気持ちになれることでしょう。

更に、午後03時15分の大引けまでに、一度も損切りすることなく、利益が伸びていったら?それは、トレード日和に尽きるというモノであります。

理想と現実の心理的ギャップ

でも実際は、そのように上手く行かないのが現状であります。寄り付きというのは、誰もが注目している場面になるので、出来高が集中しやすいのです。それは、出来高量を見ればよく解ります。

そして、売買価格差「スリッページ」なるものが無いので、一見するとエントリーしやすいのかも知れません。

ただし、結果としてエントリーしたとしても、ほとんど利益を得られないのかも知れません。というのも、外国人投資家たちの仕掛けにハマってしまうからなのでしょう。

彼らは、トレード初心者たちが、どこでエントリーするのか?とか「買い」と「売り」の判断をするのか?とか、タイミングや様子などを熟知されているのです。

寄り付きを中心にして、価格が上昇したり、下落したりする状態が続けば、含み利益になったり、含み損になったりするわけです。

価格が揺さぶられれば、心理的な影響が受けやすくなるという事です。最終的には、ホールドする事が不安になってしまい、同値撤退もしくは、損切りを迫られることになるのでしょう。

そんなことでは、お金がいくらあっても足りません。そもそも、寄付きにエントリーしているのは、ほとんどが個人投資家たちであります。

板に注目すると悪い影響を受けるかもしれない

板を見ていると、「もしかしたら上昇・下落」するんじゃないか?というような、予想が的中しそうな錯覚に陥ることは、よくあるケースです。

そして、こらえ性のない投資家たちは、ついエントリーしてしまうのです。もしも、損失になったとしても、まだマーケットが始まったばかりだから大丈夫だ!と。

相場に対して、自分の都合の良い方へ解釈してしまい、最終的には見放されてしまった時の状況を、想定できないているのです。

とても厳しいことを言うようですが、現状に起きていることであります。私の訪問者様からのお問い合わせにて、「寄り付きで失敗する」という悩みや、多くの質問を頂いております。

それだけ、失敗している方が多いという事なんじゃないでしょうか?結果的に、大引けまでに含み損で終わってしまうという事です。

午前中は様子を見る

チャートの流れをもっとよく確認するために、午前中は、ただ様子を見て、眺めているだけでも良いのではないでしょうか?

そして、午後になって自分が得意とするチャンスが来るようであれば、どのように売買すれば良いのか?という事を考えていけばよいでしょう。

大切なのは、長期的に儲けるためにはどうしたらよいのか?という事です。たとえ、短期的に儲けたとしても、あまり意味が無いのではないでしょうか?じっくりと、腰を添えて相場に望むべきであります。