【価格】と【心理】の関係性は、一心同体といっても過言ではありません

日経225先物・画像13

マーケットの世界というのは、心理的な部分と深く関わり合いを持っているのでしょう。つまり、大勢の心理が動くことになれば、価格も一気に動き始めるということです。

価格がぐんぐん上昇するということは、心理的にも「買い」の勢力が集まって、強気に攻めている状況であります。

逆に価格がどんどん下落していくということは、心理的にも「売り」の勢力が集まって、弱気に守っている状況であります。

停滞している状態であれば、どちらの勢力も動くことなく、休憩しているということです。このように、ボラティリティを見れば、現在の心理状態が、どのような動きを示しているのかが分かります。

とくにチャートに関しても同じことが言えるでしょう。むしろ、マーケットに参加している人たちの心電図を表しているといっても過言ではありません。

メディアやニュースでサプライズ報道があれば大勢の心理が動くことになる

メディア・ニュースの影響力は、とてもインパクトがあります。とくに一連の報道やネガティブサプライズに関しては、われわれ個人投資家へ、大いなる恐怖心を与えます。

2016年6月24日(金)の英国のEU離脱が決定された日、マスコミの報道がどのように伝えられたのかを覚えていますか?

新聞社などを含めて、各社は一斉に、マイナス要因として報道したわけであります。完全にネガティブサプライズとして認識させたわけです。

これを鵜呑みにしてしまった個人投資家は、ポジションを解消してしまったのでしょう。すべて投げ打ってしまった痕跡は、チャートを見れば一目瞭然です。

しかし、冷静に考えてみると、英国がEU離脱することで、なぜ「売り」に繋がっていくのか?それは、予想すらしていなかった投資家たちが、ポジション慌てて「売り」に傾いたからでしょう。

しかし、指数先物の価格は、あの日を最安値にして9月限のメジャーSQを通過させました。つまり、単なる一時的なパニックでしかなかったということでしょう。

少数派の意見は通用しない

投資の世界では、少数派の意見は淘汰される傾向があります。とくに個人投資家の立場からすれば、耳を傾けようなどとは思いません。

つねに意見が尊重されるのは、証券アナリストや経済ストラテジストなどの、強気派の発言なのであります。

つまり、影響力を与えるリーダーに関しては、順応しやすいということです。でも、彼らはマーケットの主役ではありません。

あくまでも、マーケットを分析するプロフェッショナルであり、実際に投資に参加して、指数先物を売買しているわけではありません。

マーケットの主役は、間違いなく外国人投資家であるということです。彼らは、メディアやマスコミなどの表舞台に現れることなどはしません。

つねに、少数のグループで行動しながら、劣勢に立たされている相場に対して、反応しているのです。少数の意見であるということも理解しているのでしょう。

しかし、結果的に利益を積み上げているのは外国人投資家たちであります。それも莫大な利益を上げていることの方が多いのです。

メディアの意見に反応し過ぎないことが大切である

一般的な報道に関しては、参考になる情報はたくさん提供してくれます。生活や治安の情勢などにかかわる情報は、とてもスピーディーで的確に伝えてくれます。

しかし、株価マーケットや経済情勢に関しては、多少の屈折した報道をするのかもしれません。あまり過剰に反応し過ぎても、結局は無駄足を踏んでしまうかもしれません。

少し状況が収まるまで待って、相場が落ちついた時に参加した方が、上手にトレードできることの方が多いでしょう。